E

ここでは、「E」 に関する記事を紹介しています。

■ブログ管理人よりご挨拶申し上げます■

当ブログを読んでくださりありがとうございます。当ブログを管理しているLalalanと申します。よろしくお願い致します。

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  • 当初は自分自身の整理を目的に記事をアップしていましたが、最近ではすっかり読み手の存在を意識しながらアップしています。
  • 今後とも牛歩で進む所存ですが、よろしく「拍手」「コメント」のほどお願い申し上げます。
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第十一話 DennyはBeveryにすっかり夢中で、高校生の男の子よろしくBevのことが頭から離れないようです。

まず電話がこないので気が気でありません。自宅の留守電に至っては15分おきにチェックする始末です。

She hasn’t called…, all day. She hasn’t called the office. She hasn’t called my cell phone.
I checked the machine at home at 9:15, 9:30, 9:45.

さらには、何か悪いことでもしたのかな・・・と妄想をめぐらせ、お金を渡さずに、自分で買物してプレゼントしたのがいけないんだ、とか考え、

I’ve done something.  I bought her a gift…, I bought her a gift!
I didn’t give her money like I do most women.
I didn’t have a personal shopper pick something out. I shopped.

自分の失敗(と思い込んでいる)をもたらした行為を病気(彼の場合はBSE(と思い込んでいる))ではないかと疑います。

Maybe I’m..., I’m having a stroke. Maybe it’s the mad cow.

そんなDennyの一人妄想の世界に付き合っていたAlanが呟きます

Maybe you’re in love.   

すると、Dennyが答えます。

I am delirious with joy.

Alanは「深く考えずに身を任せればいい」みたいなことをいいますが、Dennyは気が気でない妄想暴走で「俺の気持ちなんか理解できっこない」、と怒り出して部屋を出て行きます。

Alan Shore
Denny, you enjoy being with Bev, she enjoys being with you.
Why don’t you just have fun in the moment. And leave it at that!

Denny Crane:
I knew you wouldn’t understand, you heartless bastard!

Dennyと入れ替わりに、部屋の外でやり取りを聞いていたAlanの秘書Melissaが入ってきます。

Melissa Hughes:
Wow! He’s got it bad. 
(放送訳:わぁ、すごい重症)

Alan Shore:
You shouldn’t eavesdrop. Yes he does. Very. 
(放送訳:盗み聞きはよくない。重症だよ。ひどい。)

--------------

長々と脚本の一部を紹介しましたが、3箇所だけ、是非心に留めて将来使ってみたい会話を抑えておきます。

1. Maybe you’re in love. ... で ... I am delirious with joy.
  
        すごく素敵といいますか、詩的でロマンチックな受け答えですね。

2. Leave it at that.

        to leave a situation as it is.
        to say or do no more about something
        http://idioms.thefreedictionary.com/leave+it+at+that

3.  eavesdrop

英辞郎によりますと、

eavesdrop
【名】 雨垂れ
【自動】 盗み聞きする、盗聴する、立ち聞きする、聞き耳を立てる、傍受する

なぜ「雨だれ」と「盗み聞き」が一緒の言葉なのかと思いましたが、下記で納得

eavesdropper
1487 from O.E. yfesdrype "place around a house where the rainwater drips off the roof,"
from eave (q.v.) + drip.
Technically, "one who stands at walls or windows to overhear what's going on inside."
http://www.etymonline.com/index.php

「盗み聞き」と「盗聴」ではうける印象がずいぶんちがいますね。
盗聴は、bugging、又はwiretappingとする場合が多いようです。

昔の佳作も最近のDVDになるとかなり安くなっていますね。

カンバセーション・・・盗聴・・・ [DVD]カンバセーション・・・盗聴・・・ [DVD]
(2009/07/17)
ジーン・ハックマンジョン・カザール


第十話 Melissaのクレジットカード支払いの問題で、Alanはカード会社を訴えようとします。とりあえず、カード会社の代理人である弁護士と話し合いのテーブルにつくことになりました。相手方の弁護士は朝だというのにやたら陽気で元気よく(exuberant)、半分しらけてひきぎみのAlanは相手に皮肉っぽく語り出します。

Alan Shore:
You’re not gonna be cheerful about all this, are you?
まさか君は今日はこれから全てにそんな愉快でいるわけじゃないよね

Attorney Melvin Palmer:
You know, I’ve been told to keep my exuberance down until people have had their morning coffee.
いやそのね、ぼくはいつもテンションを下げろっていわれるんだ、せめて朝のコーヒーを飲むまでくらいはって。

exuberance 【名】
あふれそうなくらいにあること、豊富、元気あふれる状態、〔植物の〕繁茂
(英辞郎)

       exuberant 
1459, from L. exuberantem "overabundance,"
prp. of exuberare "be abundant, grow luxuriously,"
from ex- "thoroughly" + uberare "be fruitful," related to uber "udder,"
http://www.etymonline.com/

語源は、ex + たわわに実るuberare とあります。Uberareはuber、即ちudder【名】〔牛・ヤギなどの垂れた〕乳房、と関係する語だそうですから、豊穣繁殖しまくり、超バリバリ元気、バッテリーはビンビンだぜ(清志郎さんへのオマージュです:雨上がりの夜空に35)といったところでしょうか。

したがってI’ve been told to keep my exuberance down until people have had their morning coffee. は、この元気のいい陽気すぎる南部のおっさんが周りから、「せめて朝のコーヒーを飲むまではもう少しテンション下げようよ」とよくいわれるんだ、と説明しているわけです。放送では「ぼくの陽気さは朝の苦手な人にはきついかな」といった感じに上手に訳されていました。

Exuberantは最近では、金融市場の名(迷?)指揮者、FRB前議長Alan Greenspan氏の発言で脚光をあびました。
 “ [...] Clearly, sustained low inflation implies less uncertainty about the future, and lower risk premiums imply higher prices of stocks and other earning assets. We can see that in the inverse relationship exhibited by price/earnings ratios and the rate of inflation in the past. But how do we know when irrational exuberance has unduly escalated asset values, which then become subject to unexpected and prolonged contractions as they have in Japan over the past decade? [...] ”
"The Challenge of Central Banking in a Democratic Society", 1996-12-05
http://en.wikipedia.org/wiki/Irrational_exuberance

拙訳 [...] あきらかに、継続する低インフレは将来の不確実さの後退を示唆し、低下するリスク・プレミアムは株価及び収益性資産の価格上昇を示唆します。私たちはそれを過去のPERとインフレ率の逆相関から見て取れます。しかしながら、「筋の通らない市場の元気さ(irrational exuberance)」が 過度に資産価格を押し上げているとしたら、そしてそれが日本でこの10年ほども続いた予期せぬ長期の収縮になってしまうとしたら、私たちはどうやって過度の押し上げを知るのでしょう[...]

経済の世界では、超バリバリ元気を意味するExuberantはその字義から推測できるとおり「過剰な」、いわゆる「バブル」を表現する言葉として使われているわけです。で、Greenspanのirrational exuberanceは、日本語では「根拠なき熱狂」として訳され紹介されているようです。

上記96年のAlan Greenspan氏の発言を耳に挟んだYale UniversityのRobert Shiller教授は、irrational exuberanceを自書のタイトルとしてITバブルの真っ只中2000年3月に出版しました。株式市場は超バリバリ元気のexuberantな過大評価の状態にある、という内容のもので、ITバブル崩壊で本書は一気に評判を集めました。

Shiller教授は、時流を読む達人らしく、2000年から住宅価格に着目していました。経済学者のKarl Case, Allan Weissと共にCase-Shiller Home Price Indices(ケース・シラー住宅価格指数)というアメリカの住宅価格の指標を計算し、irrational exuberanceを2005年に住宅バブルに焦点を当てて第二版を再版し、住宅バブルとその崩壊を予言しました。Shiller教授は今般のサブプライム・問題に端を発する住宅バブル崩壊で、またも株をあげたのでした。

バブル経済を語るときに、irrational exuberance使ってみたいですね。そうそう、バブル経済にはBubble, bubble, toil and troubleも忘れずに使いたいですね。

Irrational Exuberance 2eIrrational Exuberance 2e
(2005/03)
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第五話 Loriからセクハラの苦情を申し立てられていたDennyは、一度はLoriに謝罪を試みますが失敗し、Shirleyの叱責を受け、再びLoriに謝罪します。いつもはおどけてごまかしてきたDennyですが、今回は真摯に紳士な態度で謝罪します。

The thing about an apology is it may make you a bigger man but the experience of saying it makes you feel very small.
I’m sorry. I really am.

謝罪というものは、謝る者を寛大にさせるというが、実際のところ謝る者は自身の狭小さを感じるものだ。
すまなかった。私が悪かった。

特に難しい単語で構成される会話ではないものの、日本人には組み立てられない会話であると感じるのは私だけでしょうか。
  • The thing about ~, The thing is ~の表現は、「~というものは」「~のポイントは」、でよく使う表現です。
  • Experience of saying は、「経験でいうと」の表現ですね。My experienceなんかよりちょっと格調あっていいですね。
こういった雰囲気のある表現の前後を、make you biggerと、反対の意のmakes you feel very smallで挟む訳ですから、全体の表現もわかりやすく雰囲気あるものになりますね・・・。私もどこかで使ってみたいものです。

まずはその前に日本語での謝意の表現を磨かないとだめですね。

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高井 伸夫

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