P

ここでは、「P」 に関する記事を紹介しています。

■ブログ管理人よりご挨拶申し上げます■

当ブログを読んでくださりありがとうございます。当ブログを管理しているLalalanと申します。よろしくお願い致します。

  • ブログをはじめて2年と3ヶ月、ブログにいただいた「拍手」の累計が200を越えました。
  • 当初は自分自身の整理を目的に記事をアップしていましたが、最近ではすっかり読み手の存在を意識しながらアップしています。
  • 今後とも牛歩で進む所存ですが、よろしく「拍手」「コメント」のほどお願い申し上げます。
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第二十話 Donald Whartonは、自宅の居間で独りTVを見ながら食事しています。見ている番組は Millionaire(クイズ ミリオネア)です。以下の会話は、ミリオネアのなかの一場面です。

Game Show Host:
This is for four thousand, Bob. A provost is a high-ranking officer commonly found at
what type of institution? Museum? Hospital? University? Bank?

4千万ドルの問題ですよ、ボブ。Provostは、上級職で通常はそのタイプの組織に見られるでしょうか?博物館?病院、大学、銀行?

Contestant Bob:  University.  大学

Host:  Final answer? ファイナルアンサー?

Contestant Bob:  Final. ファイナル

Host: Yes sir! You got it again, Bob!
そうです!またやりましたね、ボブ!


Bobがすごいのか、アメリカ人には常識なのか、日本人は(失礼!少なくとも私は、)provostなんて知りません。
知っておいて損はないかもしれませんので、調べてみました。

provost 【名】
1. 〈英〉〔大学の〕学部長、学長、総長
2. 〔中世荘園の〕執事
3. 〔スコットランドの〕市長
4. 《キリスト教》〔司教座教会の〕主席司祭、〔聖堂参事会教会の〕参事会長
5. 《軍事》憲兵
6. 〈古〉監獄の守衛
(英辞郎)

ちなみに他の組織の長は
  • 館長 curator (博物館・美術館などの)
  • 病院長及び頭取 president
です。またPROVOSTの語源を見てみると、「前に置く」といったような意味から転じて首長の意になったようです。

provost
O.E. profost,
from M.L. propositus (reinforced by O.Fr. cognate provost),
from L. propositus/praepositus "a chief, prefect" (cf. O.Prov. probost, O.H.G. probost, Ger. Propst),
lit. "placed before, in charge of,"
from pp. of præponere "put before" (see preposition).
Provost marshal first recorded 1510s.
http://www.etymonline.com/index.php?search=provost&searchmode=none

///

Provost によるスポンサーへの年次報告が書籍として販売されている!というのは驚きです。

Annual Report of the Provost to the Board of TrusteesAnnual Report of the Provost to the Board of Trustees
(2010/02)
Of Pennsylva University of Pennsylvania

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第二十話 元夫Ivanは再婚したばかりにもかかわらず前妻Shirleyに執拗にアプローチしてきます。そんなIvanにShirley自信も断り続けられるものかわからず(I don’t trust myself with him)、相手の新妻や自身のモラルを考えると、どうしたものかとDennyに相談します。するとDennyはさらりと以下のようにアドバイスします。

Denny Crane:
Moral!, invented by the power elite to keep the Hoi-Polloi from enjoying themselves.

Power eliteHoi-Polloi という二つの言葉が出てきます。

まず一つ目、Power eliteとは何でしょう?

Power elite
in political and sociological theory, is a small group of people who control a disproportionate amount of wealth, privilege, and access to decision-making of global consequence.
The term was coined by Charles Wright Mills in his 1956 book, The Power Elite, which describes the relationship between individuals at the pinnacles of political, military, and economic institutions, noting that these people share a common world view.
http://en.wikipedia.org/wiki/Power_elite

“Power elite“は、上記にあるとおりCharles Wright Millsの著作に端を緒する言葉で、日本語ではそのままカタカナで「パワーエリート」場合によっては「権力エリート」と訳されます。Wikiの説明がいちばんわかりやすいので引きますと、

政治・経済・軍事の各分野に於けるヒエラルキーのトップであり(政府機関幹部、政治指導者、大企業幹部、軍幹部など)、ミルズは、これら権力層が権力構造維持による利益の一致から協力して大衆を操作している。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%AB%E3%82%BA

とされます。単純な権力者或いはエリートを超越して、ヒエラルキーの頂点に君臨して下部に生きる大衆を自分の駒として使う人といったニュアンスを含むと考えられます。

二つ目は、Hoi polloi です。

Hoi polloi (Ancient Greek: οἱ πολλοί)
an expression meaning "the many", or in the strictest sense, "the majority" in Greek, is used in English to denote "the masses" or "the people", usually in a derogatory sense.
Synonyms for "hoi polloi" include "... commoners, great unwashed, minions, multitude, plebeians, proletariat, rank and file, riffraff, the common people, the herd, the many, the plebs, the proles, the peons, the working class".
http://en.wikipedia.org/wiki/Hoi_polloi

“Hoi polloi”は「大衆」ですが、Wikiの説明にあるderogatoryという形容詞をニュアンスに抱える言葉で、MassやManyなどと区別できると考えます。同義語の中に示された言葉も上から目線の表現が多いと思われます。

derogatory 【形】
軽蔑的な、相手を見下した、権威を傷つけるような、名誉を毀損するような
(英辞郎)

今日紹介したDennyの台詞は、“Power elite“と“Hoi polloi”という二つの相反する社会学的な概念を対比させた知的水準の高い台詞になっています。

・・・

政治学の古典的名著ですね。

パワー・エリート 上 (UP選書 28)パワー・エリート 上 (UP選書 28)
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C.W.ミルズ

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第十七話 Dennyは、自身の結婚披露宴の最中に給士の女性と浮気して結婚後3時間もたたずに離婚の危機に直面しています。事務所の所有権の過半数を支配するDennyの資産が監査されていたこともあり、事務所の空気はピリピリしたままで、パートナー達はやきもきしながらDennyの妻Bevとその弁護士を待っています。そんなパートナー達のもとへ彼らの到着を知らせるDennyがやってきてひとこと言います。

Denny Crane:
The conference room. I’m putting this thing to bed.
会議室へ来てくれ。片をつけるよ。

# put to bed
《be ~》一段落する
(英辞郎)

put to bed (informal)
1. To make final preparations for the printing of (a newspaper, for example).
2. To make final preparations for completing (a project).
http://www.thefreedictionary.com/put+to+bed

これだけでは読んでそのままですが、以下を見るとなぜ「新聞」に使ったりする表現なのか、よくわかります。

put to bed
Complete something and either set it aside or send it on to the next step, as in “We put the magazine to bed at ten”, or “They said they'd put the whole project to bed at least a month ago”.
This expression, transferring nighttime retirement to other kinds of completion, was first applied to a newspaper, where it meant “send to press,” that is, start to print. [Mid-1900s]
http://www.yourdictionary.com/idioms/put-to-bed

なるほど、夜に朝刊の輪転機をまわすため、プレスにかける準備をする、それでput to bed、19世紀半ばに誕生した表現というわけですね。新聞もpaperlessなろうという時代になった今となっては死語になるのかもしれませんね。

新聞に限らず雑誌もまたオンラインメディアの発達の中でその存在意義を再確認しています。でも結局のところ伝達媒体のありかただけではなく、内容が良ければ読者はついてくる、というのがこのクーリエのバックナンバーを見て思った結論です。

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