B

ここでは、「B」 に関する記事を紹介しています。

■ブログ管理人よりご挨拶申し上げます■

当ブログを読んでくださりありがとうございます。当ブログを管理しているLalalanと申します。よろしくお願い致します。

  • ブログをはじめて2年と3ヶ月、ブログにいただいた「拍手」の累計が200を越えました。
  • 当初は自分自身の整理を目的に記事をアップしていましたが、最近ではすっかり読み手の存在を意識しながらアップしています。
  • 今後とも牛歩で進む所存ですが、よろしく「拍手」「コメント」のほどお願い申し上げます。
    また、「日本ブログ村・英語ブログ」も是非覗いてみてください。

    → 英会話教材としてのBoston Legal      → Boston Legal概論


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第二十話 アメリカ人実業家Sam Wolfsonは香港での事業縮小についてアジア市場に詳しい顧問弁護士のPaul Lewistonに相談しようと事務所を訪れましたが、出てきたのは家族の問題で仕事を控えているPaulに代わるDennyでした。Sam WolfsonにとってDennyは一緒に遊ぶ限りはいい相手なのですが、ビジネスの話をするとなるとちょっと違和感があるようで、もぞもぞじれったい言い回しでDennyに語りかけます。

Denny, we’ve known each other a long time so I don’t take any pleasure in being this blunt but... , I love having a drink with you, schmoozing... Paul’s the one I deal with. I mean, he’s the expert in Asian markets and you... well...

Denny, 僕たちは知り合って相当になるし、こんなことをいうのは気が進まないけど…、ぼくは君と飲んだりおしゃべりしたりは好きだけど…、 Paulが話す相手なんだ。つまり、彼はアジア市場の専門家で、君は・・・、その・・・

I don’t take any pleasure in being this blunt but... ,というのはなかなか素敵な表現ですね。英英辞典ではいまひとつ詳細に解説されない言葉ですが、英辞郎では、形容詞の訳と紹介例文が厚く、例文でForgive me for being blunt. という表現を紹介しています。

blunt 【形】
1. 〔刃・先などが〕とがっていない、切れ味の悪い
2. 〔感覚などが〕鈍い、他人の気持ちを考慮しない
3. 無愛想な、無遠慮な、ぶっきらぼうな、きっぱりとした、率直な、単刀直入の
  • Can I be blunt with you? : 遠慮なく話してもいいですか?
  • My brother is very blunt. : 兄は真っすぐに物を言う。
  • To be blunt, you're not that important. : 遠慮なく言えば、君はそれほど重要じゃない。
  • Forgive me for being blunt. : 失礼ですが率直に申し上げます。/歯に衣を着せずに言わせてもらいます。
  • Do you have to be so blunt? : そこまで言うか。/そんなにずけずけ言わなくてもいいでしょう。
    ◆【場面】相手の発言が無遠慮過ぎる。
(英辞郎)

日本語で「あまりこういうことはいいたくなけど・・・」、とか「はっきり言ってねえ・・・」或いは関西圏の「言うてすまんが」のような表現に、not take any pleasureという枕詞がつくので、とてもマイルドな表現になっています。

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関西圏の人なら、Blunt はこの人のためにある言葉、と言えば理解していただけるのでは・・・。

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第十九話 Melissaは国に税金を納めず逮捕されましたが、国を相手取った裁判の証言で、なぜ税金を払わないのか、3つの理由を挙げます。いずれも税金と関係ないと考えられる理由ですが、まあよしとして3つの理由を見てみます。

1. 大量破壊兵器について嘘をついたから。
The whole weapons of mass destruction thing; maybe we lied, maybe we made a mistake, but either way, as goofs go, to start a war? If the government had said, “We need to do anything to get rid of Saddam.” I would have said, “Let’s roll”, and if we had apologized after making such a humongous gaff with the whole weapons thingy, I’m sure I could have accepted that too, but instead we were so arrogant.

2. 軍による捕虜に対する非人道的な拷問とその隠蔽
Torture. Our military tortured prisoners. Aren’t we supposed to be the country that stands for human rights, I mean, doesn’t it make you wanna hide?

3. 政府による民間人の活動に対する監視(スパイ)
Spying. Do we spy on our own citizens now? All this to fight terrorists because they’re a threat to freedom as we know it? I mean, talk about burning down the barn to kill the rats!

9.11を経てイラク戦争へ突入したアメリカでは、Bush率いる共和党が戦争のどさくさに紛れていろんな政策を実行に移していた時期で、ふと気がつくとアメリカ人の日常生活には、Melissaの指摘にあるような恐ろしいことが、身近なところで頻発していました。

オバマ大統領就任前にアメリカを疲弊させた共和党政治の有り様を表現すると、上記3の政府による民間人の活動に対する監視のみならず政治の在り方そのものを、

Burning down the barn to kill the rats

と記述できる、皮肉たっぷり表現といったところでしょうか。

政治が暴走し国民の声が消されるなか、Boston Legalはドラマとして出来る範囲において政治を糾弾する社会的責任を果たさんとし、アメリカの暗部をブラックにデフォルメした脚本を提供した、との印象を上記Melissaの台詞に感じるのは私だけでしょうか。或いはそんな政府に税金は払いたくない、という市民の声をドラマの脚本で代弁しているのかもしれません。

さて、3番目のスパイの箇所に登場したTo burn a barn to kill the ratsは、納屋のネズミに悩む男が、納屋をまるまる焼いてネズミを退治しようとしたところ、ネズミはまんまと逃げ、男は飢えてしまった、というオランダの農夫の教訓めいた寓話に起源を有するようです。

オランダ農夫の故事から派生した言葉がBarnburnerです。

Barnburner: A radical, zealot, or extremist;
The term, which dates from 1841, comes from the older phrase, burn a barn to kill the rats, in use since 1807.

Just like exterminating all banks and corporations, to root out the abuses connected therewith.
(New York Tríbune, 1848)

ちなみに上記サイトでは、Zealousness を有する人物の描写表現としてbarnburner のほかに、eager beaver, gung ho, hellbent, whirling dervishをあげています。
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Barnburnerから連想する小説はどっちですか?
[Burning down the barn to kill the rats ]の続きを読む


第十九話 税金を支払わずに逮捕されたMelissaは、国を相手に裁判を続ける姿勢を示します。AlanもMelissaにおされて裁判の準備はできているなどと法廷で発言しましたが、Alanは裁判が始まったら冒頭で和解取引を持ち出そうと考 えています。しかしMelissaは徹底抗戦の構えを見せ、Alanに裁判を続けようと主張します。 AlanはMelisaに訴訟のリスクを確認します。

Alan Shore:

At the risk of having your day in prison?
監獄で過ごすかもしれないリスクを承知のうえで?

Melissa Hughes:
You wanna bone me up?
なにか事前に勉強しておくことはない?

bone up:懸命に勉強する、詰め込み勉強をする

【語源】19世紀半ばのアメリカの学生のスラングで、イギリスの安価な古典のテキスト"Bohn's Classical Library"から作られたとする説がある。
  • We have to bone up on Internet technology.
    : インターネットの技術を一生懸命に勉強しなければならない。
  • After two weeks of boning up on his new job plan, he was sent to the field test.
    : 彼は2週間新しい仕事計画書を頭にたたき込んだ後、実地テストに出された。
  • go back to college to bone up on:~を勉強し直すために大学に戻る
  • read a couple of newspapers to bone up:情報を仕入れるために新聞を二部ほど読む
(英辞郎)

上記英辞郎の説明で十分なような気もしますが、念のため英語の語源サイトで確認すると、同様な説明を認めました。
1880s student slang, probably from "Bohn's Classical Library," a popular series in higher education published by German-born Eng. publisher Henry George Bohn (1796–1884) as part of a broad series of "libraries" he issued from 1846, totaling 766 volumes, continued after 1864 by G. Bell & Sons.
http://www.etymonline.com/index.php?search=bone&searchmode=none

しかし一方で、"Bohn's Classical Library" が語源なら”bone up”に昇華する前に”bohn up”という表現が存在すべきであるはずだが、かかる表現は存在しないことから、”bone up” は、そのむかし皮を磨くときに骨を使ったことから、転じて知識を磨くことに使われる表現となった、という説もあり、"Bohn's Classical Library" 起源を眉唾に扱う説もあります。
http://www.phrases.org.uk/meanings/70800.html

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骨粗鬆症についてBone Up!


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