証人喚問 - その2(全4回)

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第二十四話 まずは法律論を応酬した二人でしたが、Alanは「検察は個人的な恨みからAlanを起訴してきている」と踏み、検察側の発言を丸裸にすれば、法律に基づいて起訴しているのではなく個人的な恨みから起訴している実態を暴けるのではないかと考え、論点を変えて相手を挑発します。しかし相手の検察側もなかなか尻尾を出しません。

II 【相手のおびき出し】

Alanの論法は、検察はAlanが被告に示唆した発言については全くの肯定で内容を鵜呑みにし細かく法律的にごちゃごちゃと指摘しているのにもかかわらず、Alanの人柄についてはまったく否定的な態度でいるではないか(you didn’t take me seriously, but you claim I was serious with Mr. Mkeba)、と検察側の態度の矛盾を指摘する論法です。

Alan Shore:
But I’m a kidder. You know that. I offered you $10,000 to drop this, did I not?

A.D.A. Douglas Koupfer:
Yes, as either a transparent attempt to entrap me or a demented plan to have me recused.

Alan Shore:
The point is, you didn’t take me seriously, but you claim I was serious with Mr. Mkeba. You seem to know this “beyond all reasonable doubt”, in fact. Which given you weren’t even there!

このA.D.A. Douglas Koupfer:の台詞はなかなか素敵です。

a transparent attempt to entrap me or a demented plan to have me recused.

と、韻を踏みこそせずとも詩的な印象さえ漂う対立的に畳み掛ける表現で相手を挑発しています。

  • a transparent attempt to entrap me  私を捕らえるストレートな挑発
  • a demented plan to have me recused 私から逃げる歪んだプラン

対立的に重ねてくる表現である点を踏まえるなら、辞書訳を直接に充てるよりも、和訳の際に以下の関係を意識して日本語を当てたいものです。上記がうまく訳せているのかどうかの評価は批判的なご意見に委ねます。

Transparent (明白な、見え見えの) vs Demented (発狂した)
Entrap (わなにかける、(人)を(策略に陥れる) vs recuse (忌避する、拒絶する、関与しない)

(( )内の日本語訳は英辞郎)

///

「対比」というのは物事を理解する際に時としてたいへん有効な手段です。

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