一般人の弁護士観

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第十八話 薬物中毒を装ったBradはRachelを連れ出して彼女が今も薬物に手を出しているのか探ろうと試みますが、Rachelに逆に連れてこられた先は、薬物中毒からの更生を志す者の集会でした。集会で自分の薬物歴を発言する羽目になったものの、偽装中毒者なのでうまくプレゼンできなかったBradは、Rachelに言い訳がましく「自己の内面をさらけ出せないのは自分の親の育て方のせいだ」、といいます。Rachelは私もそうやって育てられたのよ、と自分の父親(Bradにしてみれば上司のPaul)の話を愚痴ります。Bradは上司であるPaulの父親評を娘のRachelから聞くわけですが、Rachelの愚痴は同時に弁護士に対する辛らつな批判にもなっています。

Rachel Lewiston:
My father kept every emotion tightly tucked away in his suit pocket, right next to his watch.  You just say what's on your mind. Instead, my dad- always the attorney. He'd just sit back and play little games, you know, ferreting out information with these obtuse questions.  And on the rare occasion when he would open up and talked to me, he wasn't happy unless I told him what he wanted to hear.  You know, being him, I think it's a hard way to live.

Rachelの台詞をわかりやすく箇条書きに整理しなおしてみます:

You just say what's on your mind.  Instead, my dad,
always the attorney,
・ He'd just sit back and play little games, erreting out information with these obtuse questions. 

On the rare occasion when he would open up and talked to me,
・ He wasn't happy unless I told him what he wanted to hear.

You know being him, I think it's a hard way to live.

Rachelにいわせれば子供のころから家族として接している弁護士は決して憧れの職業なんかではなく
  • いすに深く座ってゲームを楽しむように、人に質問を浴びせて探りを入れてくる。
  • 心開いて話してくれないし、自分が聞きたいことを聞かないとうれしそうな顔をしない。
  • 弁護士の彼のように振舞うのは、生きた感じしない。
となるわけです。
みなさんはいかがでしょう?弁護士と聞くとどのような人物像を思い描くのでしょうか?

こちらのサイトに調査結果が掲載されています。
http://q.hatena.ne.jp/1260506028

最近はツイッターでいろいろつぶやいている弁護士さんもいらっしゃいます。私もフォローしてますが、なかなか博識でおもしろい弁護士さんです。

さて、Rachelの台詞の中に、彼女の弁護士観を象徴する単語がいくつか使われていますので、チェックしておきます。

Ferretはペットしても定着していますが、その行動特性から盗人、泥棒を示す語としても使われていたようで、15世紀には動詞としての用法も確立されたようです。

ferret (n.)  
late 14c., from O.Fr. furet, dim. of fuiron "weasel, ferret," lit. "thief," probably from L.L. furionem (related to furonem "cat," also "robber"), from L. fur (gen. furis) "thief."
The verb (early 15c.) refers to the use of half-tame ferrets to kill rats and flush rabbits from burrows; the extended sense of "search out, discover" is 1570s.
http://www.etymonline.com/index.php?search=ferret&searchmode=none

動詞としてのFerret(outを伴う)は、Find や Discover に比べ、ねちっこく狩を楽しむような、狩られる側には恐怖感が伴うような、印象を受けます。

ferret out 【句動】

1.〔犯人などを〕捜し出す
◆【直訳】白イタチ(ferret)を使ってウサギやネズミを穴から追い出す(out)
2.〔事実などを〕探し出す
・The purpose of this example is to show how to ferret out a reasonable explanation.
: この用例の目的は妥当[理性的]な説明を探し出す方法を示すことです。

obtuseは、にぶい人!というときに使える語です。

obtuse 【形】発音əbtju'ːs、分節ob・tuse
1.〔知能・知覚などが〕鈍感な、鈍い、尖っていない、鈍角の、なまくらな
2.《植物》〔葉先が〕鈍頭の
obtuse angle:鈍角 ◆90度超、180度未満の角◆【反】acute angle
obtuse in understanding 《be ~》理解が鈍い

obtuse  
ob "against" と tundere "to beat," で構成されている中世フランス語で「鈍い」「だるい」を意味するobtusに源を有するこの語は、1500年にはすでに「まぬけ」の意を有していたようです。
http://www.etymonline.com/index.php?search=obtuse&searchmode=none  

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