Travesty, Farce

ここでは、「Travesty, Farce」 に関する記事を紹介しています。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


第十八話 傷心で床に臥していたDennyを回復させたのは、TVのニュースでした。WASP男性が家に仕掛けた泥棒撃退の電流で、アフロアメリカンの泥棒が感電死したニュースです。泥棒の自業自得なのか、男性の過失致死なのか、Dennyは男性の弁護に立ち上がり、以下のような考えを述べます。

If you've seen the news you know what a travesty this is.
A man arrested for defending his own house. It's a farce. Not the funny kind. This is one serious farce.

もし君がニュースを見ていたら、君はこれは何と曲解された話だと思ったろう。
男が逮捕されたのは自分の家を守ったからだ。茶番劇だ。お笑い系じゃなくて。これはシリアスな茶番だ。

Travesty と Farce、似た言葉ですが使い分けられています。どこがどう違うのでしょう?

trav·es·ty (trv-st)  n. pl. trav·es·ties
1. An exaggerated or grotesque imitation, such as a parody of a literary work.
2. A debased or grotesque likeness: a travesty of justice.

farce (färs)  n.
1.
1. A light dramatic work in which highly improbable plot situations, exaggerated characters, and often slapstick elements are used for humorous effect.
2. The branch of literature constituting such works.
3. The broad or spirited humor characteristic of such works.
2. A ludicrous, empty show; a mockery: The fixed election was a farce.
3. A seasoned stuffing, as for roasted turkey.

「caricature」のページで、caricature, burlesque, parody, travesty, satire, lampoon、といった類語の説明を展開しています。satireは以前も紹介した言葉です。またここには類語で取り扱われていませんが、mockeryもまたBoston Legalではよく登場する言葉です。いずれも対象をデフォルメしたり劣後した扱いをして真似る行為を含み見るものの笑いを誘発する表現形式ですが、微妙な違いがあるようで、そのままコピペしますと、
  • Caricature, grossly exaggerates a distinctive or striking feature with intent to ridicule:
    • drew a caricature of the politician.
  • Burlesque, which usually denotes a dramatic work, suggests outlandish mimicry and broad comedy to provoke laughter:
    • a burlesque playing at the theater.
  • Parody, travesty, and satire generally apply to written works. Parody employs the manner and style of a well-known work or writer for a ludicrous effect:
    • wrote a parody of the famous novel.
  • A travesty is a harshly distorted imitation:
    • a travesty of morality.
  • Satire usually involves ridiculing follies and vices:
    • employs satire in her poetry.
  • A lampoon is a malicious but broadly humorous satire:
    • a lampoon authored by a standup comic.
http://www.thefreedictionary.com/

日本語圏と英語圏での「笑い」に対する芸能のありかたの違いでしょうか、なんかわかったようなわからないような違いです。相当な多次元で分類されていますね。
  • ドラマ性の有無
  • シナリオの有無
  • 辛らつかマイルドか
  • 馬鹿にしているのか尊敬の念を有するのか
  • 悪意があるかないか、
Travestyについていえば辛らつさ、farceについていえばドラマ性とありえない話の度合い、そういったニュアンスが背後にあるようです。

日本では「芸人」という職業がすっかり定着し、昔の漫才ブームや最近のお笑いブームから判断するに、「笑い」は専ら頭を使わないで聞いていられる(時に聞くに耐えない)、内容の薄いものが多いように感じます。落語や漫才の伝統芸能で人情ものや世話もので聞き手を考えさせるものはあっても、なかなか直接にドラマ仕立てにして笑いを誘うものは少ないですね。

こちらはアメリカ笑劇界の名優によるParodyです。

2001年宇宙への旅 [DVD]2001年宇宙への旅 [DVD]
(2001/03/23)
レスリー・ニールセンオフェリー・ウィンター

商品詳細を見る

スポンサーサイト


コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://hyoronglish.blog59.fc2.com/tb.php/298-7eef1522
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。