男(或いは男の子)を感じさせる話し方

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アメリカ(或いは英語圏)の男(或いは男の子)なら、きっと普通に身に付けているであろう表現といいますか、喋りといいますか、そういったものをMichael J. Foxの役者としての台詞回しの技術といいますか話し方のクセの中に感じるのは私だけでしょうか?例えば学校で男の子同士が交わす会話であるとか、職場で男の同僚同士が交わす会話であるとか、男性が特別な関係ではない女性に話し掛ける会話等をイメージしていますが、誤解を承知でいうなら日本人が学校教育の英語の授業では決して教わらないような会話表現です。丁寧で洗練された表現とか、長たらしい表現とかではなく、むしろ、ぶっきらぼうな感じさえする、ささっ、ぽんっぽんっ、と交わされる会話です。

第十四話に出てくるDaniel Post役 - Michael J. Foxのそんな台詞で、頭の隅に留めておきたい面白い表現を含むものを拾い集めてみました。

1. Danielを訴えていた癌患者が亡くなり、Danielは遺族である寡婦に見舞金を出すと言い出しますが、Deniseはその必要はないといいます。

Denise Bauer: You don’t have to do that, Daniel. 
Daniel Post: Sure I do. Hey! You busy tomorrow night?

Denise Bauer: そんなことする必要ないわ, Daniel. 
Daniel Post: いやするさ。ところで明日の晩、空いてる?

→ 切り替えが早いといいますか、You busy tomorrow night?なんて文法的にありえない表現ですが、ものすごくいきいきした表現ですし、意はよく伝わりますよね。

2. Danielの葬式(生前葬!)をしているバーで、foos ball (金属棒の上のサッカー選手をくるくる回転させるサッカーゲーム)に昂じるDeniseとDanielですが、ゴールを決めたDeniseにDanielが掛ける一言です。

Daniel Post: Wow, you’ve really picked up the lingo.
Daniel Post: Wow, 君は飲み込みがはやいな。

→ Pick up the lingoは、言語(=lingo)に限らず、こんな風に使えるんですね。

3. Danielの葬式(生前葬!)の余興foos ballでゴールを決め勝ち誇るDeniseに、ゴールされたTerryが語る台詞と、Danielの返しです。

Terry: No, no. I had to let him win. It’s his funeral.
Daniel Post: Aww, you got beat by a girl and a dead guy. Deal with it.

Terry: いやいや、勝たせてあげたんだよ、だって彼の葬式だもん。
Daniel Post: おーっと、女の子と死人に負けたんだぜ、認めろよ。

→ 非常にテンポのいい、男の子を感じる節回しの会話ですね。

4. Danielの葬式(生前葬!)で、Deniseは途中退席しましたが、翌日のDanielとDeniseとの会話です。

Denise Bauer: How was the rest of your funeral?
Daniel Post: Oh, it was great. I got totally bombed.

Denise Bauer: あのあとお葬式はどうだった?
Daniel Post: ああ、良かったよ、すっかり酔っ払ったよ。

get bombed
· 爆撃される
· 酔っぱらう I got really bombed. : すっかり酔っぱらった。 (英辞郎)

→ bombedなんてまさに男性的な表現ですよね。

5. Daniel は一縷の望みを懸けてスイスでの実験的治療の機会をどうにか手に入れますが(I scammed my way into)、一方で恋人のDeniseは癌であるDanielとの関係に戸惑いを感じています。そんなDeniseに向けたDanielの台詞です。

I'm going to Switzerland. They've got this experimental treatment in St Moritz that I scammed my way into. And I don’t know if it’s gonna work. But I figure it’s worth a shot.

Scam one’s way into ~ という表現からすると、Danielは今般の裁判に性懲りもせず、また裏口から治療機会を手に入れたことになります。

Worth a shot → 以下のanotherをaに変えると意味が通じますね。
worth another shot
もう1回やってみる価値がある、再度の挑戦に値する、さらに試してみる価値がある
・I think it's worth another shot. : それって、もう一度やってみる価値があると思う。
(英辞郎)

→ bombedに続きshotというのも男性的な表現ですね。

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