Coal mine

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第十二話 Alanが弁護している事件です。パートナーに昇格できなかったJerry Espensonは、事務所の代表の一人 Shirley Schmidtから「事務所に残ってもいいけどもう昇進の道はない」と告げられ、事務所を去る決心をしますがプッツり切れたJerryは、Shirleyに暴行をはたらき、起訴されています。Alanが弁護するJerry側は、人事評価など会社側の落ち度を炙り出そうと躍起ですが、検察側(A.D.A. Frank Ginsberg)は、事務所に残る選択肢があったにも関わらず事務所を去ったJerryに対する待遇について、事務所側には何の落ち度もなかったことを示そうと給与に焦点を当てます。

A.D.A. Frank Ginsberg:
And what salary would Mr Espenson have made if he’d stayed at the firm?
で、どのくらいの給与をEspenson氏はもらえたのでしょうか、もし事務所に残る選択をしていたら?

Shirley Schmidt:
Approximately three hundred thousand dollars per year.
およそ30万ドルの年収です。

A.D.A. Frank Ginsberg:
Three hundred thousand dollars a year? Sounds like a real coal mine at Crane, Poole and Schmidt.
年収30万ドルですか?Crane, Poole and Schmidtにしては少ないということですね。

Coal Mine
現代は、石油燃料が既に文字通りの化石となりつつあり、原子力或いは環境に易しいエネルギーがもてはやされるエネルギー事情を抱えています。炉端で備長炭程度ならまだしも、炭鉱業は時代に大きく背くお寒い業種で、実際に掘り尽くされ用済みとなった炭鉱跡の空間はがらんと空虚で、非生産性を象徴していますね。

弁護士の給与
日本の弁護士の年収は、850万円程度とする説もあれば、弁護士の種類によっては結構な額を手にしている様子です。また最近では司法改革に伴う弁護士人口の増大で、競争の増加から弁護士も年収300万円時代へ(JW(THE JUDICIAL WORLD)法曹界で今、何が起こっているのか 2008)などといわれることもあります。米国の弁護士はどうかといいますと、大雑把な印象ですが、10万ドル弱、といったところでしょうか?

以上のcoal mineと弁護士収入を念頭において最後の地方検事の発言を見てみましょう。

Sounds like a real coal mine at Crane, Poole and Schmidt

ドラマの舞台でもある弁護士事務所Crane, Poole and Schmidtは、一流の上に超がつくNY本部の弁護士事務所のBoston支部という設定で、全米の主要都市はもちろん世界中に事務所を構えています。そんな事務所に所属する弁護士でしかもパートナーになり得る立場の弁護士の給与ですから年収30万ドル程度になっても不思議ではないわけですが(Season 2第2話で展開されたDeniseの離婚のケースではDeniseの年収が約27万ドル程度と設定されそれをもとに相手弁護士が扶養金額を試算していました)、30万ドルはcoal mine(=お寒い金額)なんですね、そんなお寒い給与だからEspenson氏は事務所を去ると決めたのですね、という皮肉妬み羨望の込められた表現が上記地方検事の発言であると理解できます。放送では、「とんでもない薄給ですね」と訳されていました。

JW(THE JUDICIAL WORLD)法曹界で今、何が起こっているのか 2008JW(THE JUDICIAL WORLD)法曹界で今、何が起こっているのか 2008
(2007/06)
リーダーズノート・パブリッシング 編集部

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Coal mineを使った有名なidiomにCanary in a Coal Mineがあります。
Coal mineを使った有名なidiomにCanary in a Coal Mineがあります。

メタンや一酸化炭素に敏感なカナリアを鳥かごに入れて炭鉱に入り、カナリアの鳴き声が聞こえなくなったらガス事故を疑うというリスク管理は、20世紀までの炭鉱業では日常的に行われていたようです。そのような背景から、living like a canary in a coal mineは、「他人へ警告を発する」或いは「妥協することなく喜んで人生の危機に立ち向かう」といった意で使われるフレーズです。現代では例えば南極で解ける氷山は温暖化におけるCanary in a Coal Mineだ、と表現し、大企業が傘下の中小企業の新製品投入で様子見してから市場に参入する様子を以て中小企業の振る舞いを "Canary" in a Coal Mineだと表現します。
http://www.wisegeek.com/what-does-it-mean-to-be-a-canary-in-a-coal-mine.htm
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