Alan Shoreのキャラクター設定

ここでは、「Alan Shoreのキャラクター設定」 に関する記事を紹介しています。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


Boston Legalの主人公であるAlan Shoreは、弁の立つ有能な弁護士ですが、同時に破天荒な一面を持っていて、女性関係や日常の物言いに独特のスタイルを持っています。Alanはドラマの中で、反骨な弱者の味方という一面も演出されていて、ときに権力者に牙を剥き、ときに信じがたいほどの慈善を働きます。そんなAlanのキャラクターを形成するエピソードと一連のセリフです。

額にペイント弾を撃ち込まれたホームレスの男Randall KirkはDennyを訴えようと事務所に現れますが、Dennyに軽くあしらわれます。Randallは弁護士とともに今一度二人で事務所に来ましたが、DennyはホームレスのRandallを無視し、事務所の弁護士をずらりと並べ、おまえに勝ち目はない、弁護士を続けたかったら手を引け、と相手弁護士を威圧し脅し追い返します。Dennyのやり方に違和感を覚えたAlanはホームレスの男を弁護すると立ち上がりました。俺を裁判所送りにしたいのかと息巻くDennyにAlanが言います。

I certainly don’t wanna go to court.  Denny, I looked at that man, an indigent, sitting across from a roomful of us, Shirley, Paul, you, me, the rich!
You know we’ve got thirty-seven million people in this country living below the poverty line. Thirteen percent of the American population! They don’t get education, they don’t get health insurance, for God’s sake they don’t even get rescued when they’re dying!!
I just... I feel compelled to help him.  You must understand that.

I feel compelled to help him.なんてどこかで使ってみたい表現ですね。さて、実際には裁判に持ち込まず、金銭での解決を図り、Alanはホームレスの男と示談を結ぼうと画策します。75000ドルの示談金の小切手に興奮するホームレスの男Randall KirkにAlanが語ります。

Mr. Kirk, I won’t be so arrogant as to give you a life lecture but however you came unto dire straits, I hope you use this money productively to…

I won’t be so arrogant as to give you a life lecture but… これもまた素敵な表現ですね。どこかで使ってみたいものです。で、小切手がAlan個人から振り出されたものと発見したホームレスの男はなぜなんだとAlanに問いかけます。Alanの答えは

The truth is I can afford to value other things more than money…
One such item being my friendship with Denny Crane.

I can afford to value other things more than money… これもまたうっとりするような表現ですね。しかしながら小っ恥ずかしくてとても使えそうにありません。で、ホームレスの男は、友情ゆえのことで示談金を払うというなら、そもそも何故俺を弁護するなどといいだしたのか問いかけます。Alanの答えは

I suppose I thought I could prioritize principle over that friendship
But the reality is I can’t.

But the reality is I can’t. だから示談にしてるんだ、というわけですね。ドラマのエンディングは毎回AlanとDennyがバルコニーで葉巻とスコッチを楽しみながら談笑するシーンで終わりますが、当エピソードでも以下のような談笑シーンでの妙な相互理解で幕をおろします。Larry King Live (Gracie Jane Live)に出たあとのDennyの発言です。

You like poor people, don’t you? That comment you made about, “They don’t even save them when they’re dying.” You don’t think we let people die in New Orleans because they were poor? Do you?

反骨から弱者保護にまわる性格のAlanが、超保守派の弱肉強食派Dennyと親友でいる、理解できるといえば理解でき、理解しがたいといえばしにくい、当ドラマで最も議論の余地を有する設定箇所です。破天荒で枠に収まりたがらない、という点では二人は同じタイプの人間として描かれています。ただseason 3 18話で、AlanがDennyにI'm proud of you.といっていたセリフにその理解の糸口があるような気がします。

いずれにせよ、Alan Shoreは私生活での女性との対話術、弁護士としての有能な弁舌、正義感等、大いに魅力あるキャラクターに仕上がっています。
スポンサーサイト


コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://hyoronglish.blog59.fc2.com/tb.php/171-d9fa2278
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。