第七話 最終弁論 (獣姦)

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第七話 最終弁論 (獣姦)
20年以上の結婚生活を送った夫が牛と浮気したことで、妻から結婚の無効を訴えられた夫を弁護したDeniseは、Evidently Hearingの最終弁論に望むにあたり、獣姦についての統計数値を目にします。Deniseはhearingの前日に部屋を尋ねてきたShirleyに統計数値のはなしをしますが、この統計数値の発見が最終弁論のベースとなっています。

Do you realize that studies show 10% to 30% of sexually active adults have fantasized or had some form of encounter with an animal?

知っていました?、調査によると性交渉している大人の10%から30%は、動物との交わりを夢見たり、実際にある種の交わりを持ったことがあるんですって

1. 獣姦(Sex with animals)は人類の歴史と共にある!?

Deniseは人間と動物との関わりを並べたて、人間と動物の間の愛の存在を特殊な事例ではないと認知させようとします(よくよく見ると動物のでてくる作品を並べただけのようにも見えますが・・・)。

It’s hardly a new concept. Greek literature is full of it, so it art, Chagall, Rembrandt, Picasso, they’ve all depicted it. To this day men still dream of mermaids and what woman hasn’t had a friend with a half-man, half-bull fantasy. Shakespeare already did that in A Midsummer Night’s Dream. So did Yeats in his famous poem, Leda and the Swan. And who can forget King Kong and Faye. And where did Stuart Little come from?

特にYatesのLEDA AND THE SWANのエロティックに解釈できる一節を引いて、獣姦の歴史を意識させようとします。

…vague fingers push the feathered glory from her loosening thighs


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判事には、獣姦をromanticizeするな、作品の意図を曲解している、と一蹴されます。

2. 次に、たとえショッキングとはいえ、獣姦だけでは離婚の要因にはなろうとも、婚姻無効の要因にはならない、と論旨を急転回させます。

And it’s every bit as shocking as the plaintiff contends but it is not grounds for annulment.

同じ論旨の弁論は、次の3.の脅しのあと、念を入れて再度披露されます。

He cheated on his wife. She’s entitled to a divorce, but bestiality is not, never has been grounds for annulment.

3. 統計が示すように獣姦は潜在的に存在事例が多いので、ここで獣姦を婚姻無効の先例として認めてしまうと、今後同様の事例が多発してしまう、と判事に脅しをかけます。

And if you suddenly declare that it is? Watch out! Because there may very well be more out there than any of us want to believe.

結局判事は、統計の数値がショックだったようで、Deniseの主張を認める内容の結審コメントを出します。

Regrettably, this fetish with animals may be more prevalent than we’d like to think. Many women derive sexual pleasure from riding a horse. But we can’t just go around annulling marriages every time Debbie goes for a canter.

要は上記の2.3.だけで十分な弁論なのですが、2.3.の論旨を説得力あるものとさせる為の1の列挙と統計数値の調査が、効果的に機能しています。

 ///

ほんとに10-30%の大人がそんな考えなんでしょうか?
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