Click over

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第七話 子供向け番組に出演するピエロが番組内で政治的な話をするのでテレビ局側はピエロを解雇しました。公判でのテレビ局側の言い分です。

We had viewers clicking over to Aaron Brown for a laugh.
Our show became preachy, unfunny. Rating started reflected and we simply had to get a new clown.

視聴者のなかにはAaron Brownで笑おうとする人がでてきた。
当社の番組は説教じみてつまらなくなり、視聴率は下がる一方で、ピエロを代えるしかなかった。

[Click - その1]
Click over という表現は、そっちを選択する(カチッと音をたててスイッチとかリモコンのボタンを押したのでしょうね)という意味かと推測できますが、テレビ局の人の発言ですよね。つまり私の感性が古いのか、テレビとWEBは両立しがたい対照的な存在かと思ったのですが、もはやそんなことはなく、テレビとネットは十分に融合する時代に入りつつあるのでしょうね。

日本では、ライブドア対フジ、楽天対TBS、なんかでネットとテレビの議論が一時はやりましたね。新聞社があまり潰れたりしない日本のメディアに対し、Click overの表現を使えるアメリカのメディアは、日本のメディア業界の行く末を示唆しているかもしれませんね。

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(2007/06/09)
歌田 明弘

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[Click - その2]
「Click」は、ややこしい表現をすると、選択の末に発生する行動、ですから、吟味して選ぶ、と含意するようです。現在放送中の Boston Legal − Season 3, 第7話で、Alanの秘書MelissaがAlanの秘書を突然止めJeffrey Cohoの秘書になると言い出します。なぜ?と聞くAlanにMelissaは、

We clicked.

と答えます。Clickは「(異性と)フィーリングが合う、意気投合する、ビビビッと感じる、うまが合う、しっくりいく」という意味があるようです(英辞郎)。放送では「ビビビッときたの」とされていました。で、その後AlanはJeffrey Cohoに詰め寄り、ことの事実を確かめようとします。

Alan Shore: I’m informed you and my assistant have "clicked".
Jeffrey Coho: I’m sorry, you are again?
Alan Shore: I don’t like having my assistant poached. Like a cow or an egg. And I especially don’t like learning that you and she are "clicking" behind my back.

ここではClickが、意気投合するの他に、つつく、選ぶといったいろんな意味がまさにdouble entendreとして使われていますね。Click, 選ぶ、しっくりいく、の表現をするときに使ってみようと思います。

[Aaron Brown]
Aaron BrownはABCのアナウンサーにしてジャーナリストだった人ですが、CNNに移籍した最初の放送で扱った事件が9/11事件でした。2008年からはPBS (http://www.pbs.org/wnet/wideangle/) というドキュメンタリー番組の局で活躍しているようです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Aaron_Brown
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