FoxのドラマBoston Legalのしゃれた会話を題材に、英会話を学びたいと思います。

■ブログ管理人よりご挨拶申し上げます■

当ブログを読んでくださりありがとうございます。当ブログを管理しているLalalanと申します。よろしくお願い致します。

  • ブログをはじめて2年と3ヶ月、ブログにいただいた「拍手」の累計が200を越えました。
  • 当初は自分自身の整理を目的に記事をアップしていましたが、最近ではすっかり読み手の存在を意識しながらアップしています。
  • 今後とも牛歩で進む所存ですが、よろしく「拍手」「コメント」のほどお願い申し上げます。
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    → 英会話教材としてのBoston Legal      → Boston Legal概論


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第二十三話 Alanは案件漁りに来ていた裁判所で人種問題絡みの案件に手をつけますが、所内でかつての同僚Chelina Hallに再会します。

Alan Shore: How are you?
Chelina Hall: I’m fine. How are you?
Alan Shore: Today a little dyspeptic, but in general I’m splendid.
Chelina Hall: God. The last time I saw you…
Alan Shore: I think it was a Sunday, then I was taken off the air, you went off to do movies, and I got switched to Tuesdays, and…
Chelina Hall: And here we are. With old footage.
Alan Shore: Exactly. You look smashing.

Alan Shore: 元気かい?
Chelina Hall: 元気よ、あなたは?
Alan Shore: 今日はちょっとよくないけど、普段の僕は快活だよ
Chelina Hall: いいじゃない、最後に私があなたに会ったのは…
Alan Shore: たしか日曜だね、それから僕は飛行機に乗って、君は映画に行って、それで今度は僕は火曜日になって・・・
Chelina Hall: で今に至っているのね、昔みたいに
Alan Shore: そのとおり。君は大成功のようだ。

Chelina Hallは、シーズン1の後半に登場し、シーズン1の人種問題絡みの最後のエピソード(Alanは飛行機に乗ってテキサスへ飛びます)ではAlanと軽いロマンスを演じた黒人女性弁護士です。演じているのは1977年生まれのKerry Washingtonで、L'OréalのCMキャラクターを務める程の容姿です。出演したヒット作には例えば映画Rayがあり、Ray Charles の奥さんDella Bea Robinson役を演じました。Kerry Washingtonはその後順調に女優としてのキャリアを重ね、映画TVを問わず多くの作品に出演しています。
http://en.wikipedia.org/wiki/Kerry_Washington

Boston Legalは、出演者のアドリブなのか、脚本家のいたずらなのか、時々「遊び」ます。上記の会話もそんな「遊び」があって、Kerry WashingtonはBoston Legalシーズン1(毎週日曜日放送、シーズン2は毎週火曜日放送)のあとBrad Pitt と Angelina Jolieが主役で競演したMr. & Mrs. Smithに出演し、Alanの台詞

you went off to do movies

はそのあたりの彼女の成功を称えています。彼女の返しもすばらしく、

With old footage、

と相手の言葉を受けて粋に返答しています。

Footage
film that has been shot;
"they had stock footage of lightning, tornados, and hurricanes";
"he edited the news footage"
http://www.thefreedictionary.com/footage

Footageは日本語辞書では場面などと訳されている場合もありますが、sceneが一こま・一場画、とすると、Footageはそれらsceneを束ねた一まとまりの撮影結果、といえそうです。

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第二十三話 Dennyは精神科医Sydney Fields のオフィスで、1時間当たり600ドルのカウンセリングを受けています。しかし医師Sydneyは毎度聞かされるDenny節にすっかり辟易し、カウンセリングの流れの中でプッツりと切れてしまい、堰を切ったようにDennyへの罵詈雑言を浴びせます。

Dr Sydney Fields:
I think that you are a silver-spoon-fed, rich, empty sack, who has nothing to do now but count his money, or spend it on hookers and therapists who offer up some form of affirmation. And frankly, I’m sick of it!
I would no longer even treat you but for the six hundred dollars an hour I charge, which sum, I might assure you, is meant to deter your recurring visits. Do you understand me, Denny? I would sooner leap from the window than see your lips move, the sight of which is the visual cue that feculent blather is about to spew forth.

思うに君はぼんぼんで、金持ち、空っぽの袋で、今は金を数えるしかすることがない、或いは君を何らかの形で認める娼婦と精神科医に使うかだ。率直に言って私はうんざりだ!
私はもう君を診察しない、請求する時間給の600ドルは別だがね、つまり、はっきり言わせてもらうが、もう来ても入れないよ。理解してくれたかな、Denny?私はもう君の唇が動くのを見るよりすぐに、窓から飛び出すかもしれない、きっと景色は、汚いくだらない話が噴出す視覚的刺激だろうね。

日本人の英語も、そろそろ外人に面と向かって厭味を言ったり、切れたり、ストレートに相手を罵る状況に直面するようになる日が来るかもしれません。そんなときは映画やTVドラマでおなじみの「F●●K!」とかではなく、このSydneyのように高級に言って見たいものです。(そんなことない?)

I would sooner leap from the window than see your lips move, the sight of which is the visual cue that feculent blather is about to spew forth.
最後の1文は日本語でもなかなか言えない台詞回しですが、いかにも英語らしい表現で、訳が難しいです。もう患者の話を聞きたくない医者としては、患者の唇が動く(=患者が話す)のを見る前にもうleap from the window したい、きっと飛び降りているときに見る景色は visual cue that feculent blather is about to spew forthだというのですから、とてもブラックな面白い表現です。

Visual cue: 視覚的刺激 (英辞郎)

連続する動画映像イメージの形態をとる視覚信号で映像が何かを惹起させる、とでもいいましょうか、例えば「残像」が消えないで頭の中で再生されていて人に何らかの影響を与えたり、飛び降りているとき見える景色がスローモーションの映画のように見えて過去を思い出させる、そういったものがVisula cueと考えられそうです。よって広義に捕らえると、プレゼンテーションや映画も一種のVisual cueです。

なるほど、こーゆーことですね。
http://youtu.be/zW6gc9xsllc

こちらはVisual cueの脳科学的考察
http://www.bcs.rochester.edu/people/robbie/jacobs.tics02.pdf

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Dennyも言われるだけで黙ってはいません・・・
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第二十二話 バルコニーでスコッチと葉巻を片手づつに持ち、椅子に身を深く沈めながら交わされるAlanとDennyの会話です。Alanは弁護側の不手際から圧倒的不利に置かれた被告に逃亡を示唆し、実際に被告は逃亡したために、進行中の裁判案件を無効にしました。良心の呵責に苛まれるAlanに、かつて自分もその手を使ったことがある、逃がしたやつは今は島で暮らしている、などと嘯くDennyに対するAlanの返事から哲学的(?)な対話が始まります。

Alan Shore:
I was thinking on a much more elemental level. A place where my biggest concern would be carrying water on my shoulders or where the simple act of thatching a roof would dissipate the voices in my head.

Denny Crane:
And the hardest choice you have to make is what you’re going to have for lunch. What did you have for lunch today?

Alan Shore: Flounder. You?

Denny Crane: Steak sandwich, onion rings.

Alan Shore: Hmm.

Denny Crane: Alan, you know, one thing you sometimes forget is: no matter how hard your day, no matter how tough your choices, how complex your ethical decisions – you always get to choose what you want for lunch.

Alan Shore: Daily, I am amazed at your inexhaustible ability to just live.

Denny Crane: It’s either that or die.

Alanの最初の 台詞 “thatching a roof would dissipate the voices in my head”は、羊たちの沈黙の最後のレクター博士のエンディングでの台詞「頭の中に残る羊たちの叫び声は消えたか?」 を彷彿とさえますし、Dennyのランチの例えはニュアンスを伝えるのに苦労しますし、訳すのはとても難しい台詞です(恥ずかしながら追記に拙訳の試案です)。

本能の赴くまま選択したランチはいつも正しい選択だ、という表現は、とても哲学的で面白く聞こえます。ランチの選択は欲望に沿っている、故に、思ったままを行動に移すのは間違いではない、と導かれる命題になろうかと思いますが、ランチの選択について何か慣用句でもあるのかと思って調べてみましたが、みつけられませんでした。

確かに自分で決めたランチでいやいや食べるランチはないですよね。ランチ選択の効用極大効果というのは、ひょっとしたらだれか研究しているかもしれませんね。してないか・・・

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