FoxのドラマBoston Legalのしゃれた会話を題材に、英会話を学びたいと思います。

■ブログ管理人よりご挨拶申し上げます■

当ブログを読んでくださりありがとうございます。当ブログを管理しているLalalanと申します。よろしくお願い致します。

  • ブログをはじめて2年と3ヶ月、ブログにいただいた「拍手」の累計が200を越えました。
  • 当初は自分自身の整理を目的に記事をアップしていましたが、最近ではすっかり読み手の存在を意識しながらアップしています。
  • 今後とも牛歩で進む所存ですが、よろしく「拍手」「コメント」のほどお願い申し上げます。
    また、「日本ブログ村・英語ブログ」も是非覗いてみてください。

    → 英会話教材としてのBoston Legal      → Boston Legal概論


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第二十二話 前夫Ivanのアプローチを受け、Shirleyは気持ちがなびいてIvanと一夜をともにしてしまいましたが、どうやらIvanと現妻Missyとは、いまだ別れていないようです。IvanとMissyの間では十分な話し合いとお互いの理解が形成されていないようで、IvanはMissyに別れを告げすっかり別れたと思っていますが、Missyは今もIvanと夫婦でいると思っているようです。Shirleyは前夫である故にIvanの性格は承知していたはずなのですが・・・
 
Shirley Schmidt:
I should have known, Ivan, I know you. You laid the oldest line in the married man’s playbook on me, and I swallowed it.

頭に入れておくべきだったわ、Ivan、あなたを知っているもの。あなたは既婚男性の火遊びのシナリオに、昔ながらの線をひいて私に吹いたのよ、そしてわたしは鵜呑みにしてしまった。
 
Ivan Tiggs:
Look, Shirl, if you wanna stab me with your letter opener right now, that’s how I’d prefer to go anyway. But know that I am going to tell her. It’s just not that easy.

なあShirl、もし君がいまletter openerで僕を刺したいなら、それはそれでとりあえずいいと思う。でも、ぼくは彼女にきっちり説明するとわかってくれ。そんなに簡単じゃないんだ。
 
イディオムでも何でもありませんが、

laid the oldest line in the married man’s playbook on me

というのはとても素敵な表現ですね。

結婚したプレイボーイが、「女房とは終わってるんだ」といって(laid the line)、昔の女に手を出す、おそらく太古の昔から連綿と続いてきた色男(oldest marriedman)のやり口の一形態 (marriedman’s playbook) なのでしょう。手を出された女のほうも、いやよいやよといいながら、相手の手に落ちる自分に酔いしれていたりして。これもまた古今東西連綿と続く男女の営みの一形態なのでしょう。そんな素敵な男女のしがらみを伝えきれない拙訳を読み返すと情けなくなってきます。とほほ。

ところで第二十二話のタイトルは “Ivan the Incorrigible” ですが、タイトルのIvan TiggsのIncorrigibleぶりを演じるTom Selleckは紳士服のCMに出てきそうな、とても渋い俳優です。最近では人気ドラマLas Vegas, Season 5でのA.J. Cooper役や、KillersでAshton Kutcherの義父役が光ってました。

でも素顔はあの顔あのじゃべり方からは想像つかない好々爺の感じです。
Tom Selleck 2011.04.28 - Late Late Show with Craig Ferguson

日本のCM撮影に関するパロディですが、日本のTV文化のデフォルメ具合が最高に楽しいです。

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第二十二話 法廷弁護士としてのキャリアをスタートさせるにあたり殺人未遂事件の弁護を引き受けながらも不安を抱えるJerryのために、Alanは補佐につきます。Alanは相手方の弁護人(=検事)がMr. Kupferであると認め、Mr. Kupferを挑発します。
 
Alan Shore:
Ah, Mr. Kupfer! Jerry, you're in luck. Mr. Kupfer is my favorite opposing counsel. He's smart, eloquent, a pleasure to watch, and every time I go up against him, he obligingly loses.

A.D.A. Douglas Kupfer:
You know, if the US really wanted to torture detainees, they could sentence them to be you for a day. I imagine it's excruciating.

Alan Shore:
You have no idea.
 

Alan Shore:
ああ、Kupferさん! 。Jerry、君はついている。Kupferさんは僕の好きな検事で、あたま良くて、饒舌で、見ていて楽しいし、しかもいつも彼に対峙すると、好意で負けてくれるんだ。

A.D.A. Douglas Kupfer:
知っておくんだな、もし検察が拘留者を拷問したいと思ったら1日だけ君になれというんだ。耐え難い苦痛だと思うよ。

Alan Shore:
わかってないんだから
 
Obligingly は、対象へ向かうの意を示す「ob」に、盲目を表す「ligare」が合さった語で、すなわち盲目的にという原義を抱えているようです。転じて、自ら好きこのんで仕えるの意になったようです。
 
obligingly 【副】思いやりで、好意で
oblige  c.1300, "to bind by oath,"
from O.Fr. obligier,
from L. obligare,
from ob "to" (see ob-) + ligare "to bind,"
from PIE base *leig- "to bind" (see ligament).
Main modern meaning "to make (someone) indebted by conferring a benefit or kindness" is from 1560s. Related: obliged; obliging.

ひょっとしてこのobliginglyは、いま話題の「八百長」の英語として使えるかな・・・と思いましたが、八百長とはちょっとニュアンスがちがうようで、意図的に負けるとはいうものの、胡散臭い詐欺ではなく、好意で負ける場合に適用するようです。それにしても八百長英語表現は、いーっぱいあるようです(英辞郎)。
  • cross〈俗〉(スポーツの試合の)
  • fixed game
  • frame-up〈話〉(試合の)
  • framed affair
  • logrolling〈米〉(議案を通過させるための)
  • match-fixing
  • a put-up fight
  • put-up job
  • setup〈話〉 
英語圏でも八百長は大きな社会問題として存在してきた証左ではないでしょうか・。

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その他気になる単語は以下のとおり(いずれも英辞郎より)
 
detainee 【名】抑留者
 
excruciate 【他動】
〈文〉〔人を精神的に〕ひどく苦しめる、責めさいなむ
〈文〉〔人を〕拷問にかける、〔人を肉体的に〕痛めつける


第二十二話 コーヒーのミルクを物色しにNookに入ったBradは、冷蔵庫を物色するエキゾチックな顔立ちのパラリーガルの女性Audrey Puglieseを目に留め、半分ナンパの挨拶がてら会話に入ります。

Brad Chase:         Ah... I was just going for the 2 percent.
Audrey Pugliese:  Ah, um...
Brad Chase:        A lot of milk choices these days.
Audrey Pugliese:  Yeah
Brad Chase:        Have we met?
Audrey Pugliese:  Audrey Pugliese, paralegal transfer from M&A. I... put a brownie in here this morning and now it’s...
Brad Chase:        Oh, Denny probably took it
Audrey Pugliese:  You’re kidding me.
Brad Chase:        No, he has some boundary issues. Your best bet is to hide it in the crisper.

Brad Chase: あの・・・、2%脂肪乳をとりたいだけなんだけど
Audrey Pugliese: あ・・・、ん・・・
Brad Chase: 牛乳の種類も増えたね、最近は
Audrey Pugliese: そうね
Brad Chase: ぼくたち会ったことある?
Audrey Pugliese: Audrey Puglieseよ、M&A部門から異動してきた見習いなの、私・・・ブラウニーをここに今朝置いたんだけど、今みたら・・・
Brad Chase: あぁ、Dennyだよきっと、取ってったんだ
Audrey Pugliese: 冗談でしょ?
Brad Chase: いや、彼の所有の概念には問題があるんだ、君に出来る最善の手立ては野菜室の奥に隠しておくことかな。

冷蔵庫の各部の名称や機能に関する単語はこちらのサイトでまとめられています。
そのほか機能的な内容であれば以下
これら図を見て、CRISPERだけが馴染みのない単語であると気づきました。
Crispyは食品の歯ごたえを表現するときにしばいば用いられる言葉です。例えば
鮮度の高い野菜のぱりぱりした食感を長く保つための収納場所、という意味でCrisperというのでしょうか?
どうやらCRISPを見ると違うようです。

crisp (adj.)
O.E. crisp "curly," from L. crispus "curled, wrinkled, having curly hair," from PIE base *(s)ker- "to turn, bend."
It began to mean "brittle" 1520s, for obscure reasons, perhaps based on what happens to flat things when they are cooked. Figurative sense of "neat, brisk" is from 1814; perhaps a separate word.
As a noun, from late 14c. The verb meaning "to curl" is from late 14c.; "to become brittle" from 1805. Potato crisps (the British version of U.S. potato chips) is from 1929.
http://www.etymonline.com/index.php?term=crisp

くるりんとカールするという意味のCRISPが、1520年代にbrittle(【形】もろい(ところがある)、壊れやすい、砕けやすい、傷つきやすい、脆弱な、不安定な)の意をもつようになっていますから、野菜のような足の速い痛みやすい素材を入れるところ、という意味がCRIPSERなのでしょう。

そう考えると、プラズマクラスターはCRISPERの在り方を変えた画期的な商品なんでしょうね。

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第二十二話 アスペルガー症候群の治療の最中である自覚からか、殺人未遂事件を扱うことになりながらも、法廷弁護士としての活動にいまひとつ自信を持てず、ころころ変わる司法制度を引き合いに不安を口走るJerryを、Alanがなだめます。

Jerry Espenson:
Yes, it’s daunting. But I know the Massachusetts penal code backwards and forwards, procedure, rules of evidence, objectionable conduct.

そうさ、やりがいはある。でも僕は知ってるんだ、 Massachusetts州の刑法はころころ変わるんだ、訴訟手続、証拠規則、不法行為。

Alan Shore:
Jerry, litigation is about more than knowledge of the law. It’s about confidence and strategy, cheap theatrics.

Jerry、訴訟は法律の知識以上のものなんだ。自信とか、戦略とか、安っぽい演出さ。

国の司法(或いは政治)の在り方はその国の文化を象徴していると考えます。例えば日本とアメリカでは、

日本アメリカ
司法

定着しない陪審員制度
大岡裁きの伝統

訴訟大国
政治

党代表の選び方
小沢対岡田の舌戦

大統領選挙
オバマの演説
政治メディアの充実


他民族多人種の価値観の対立から生じる紛争に対し万人に理解される論理で証言や証拠をひとつひとつ積み上げ、価値観の異なる当事者同士が納得いく解を得るべく発展してきたアメリカの司法制度はもちろん素晴らしいのですが、観念・理念と平行して派生した多くの具体・表象は間違いなく影の部分としても発展を遂げています。

そのひとつの発現が上記Alanの台詞に表される訴訟における法律以外の影響部分です。しかしアメリカ人はAlanの台詞のようにその問題点を理解して事にあたっていて、判ってはいるがそれでも論証の拠り所には詭弁ともとれる論理展開を適用し、詭弁の故に生まれる巨額の賠償金についても、理屈が通っているならば実際に認めて授受するわけです。

こういう司法を背景にした文化では、プレゼンのスキルや、話法といったしゃべくりの技術が発展し、アメリカでスタンドアップコメディーという芸が発展し、日本ではピン芸人という芸風がいまひとつ定着しない背景には、こんな事情もあるのかもしれません。日本では阿吽の呼吸に拍手を送る漫才や3人以上のトリオ芸のほうが演じる側にも見る側にも人気ありますよね。

そう考えると、日本の司法制度には、陪審員制度より、東裁判長・西裁判長の二人裁判長制度による駆引裁判で中間判決を出して、最後に長老裁判長にむにゃむにゃ判決を出してもらう、とかいう制度こそがしっくりくるのかもしれませんね。

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第二十二話 アスペルガー症候群を理由にパートナーに昇進させてもらえず、事務所で荒れて事件を起こして事務所を去ったJerry “Hands” Espenson は、社会性を獲得する治療を受けながら弁護士としての活動を続け、調査弁護士としてだけでなく法廷弁護士としても活動しています。殺人未遂事件を担当することになったJerryは、不安から元の同僚Alanを尋ね助けを求めます。最初は平然と話していたJerryでしたが、突然に箍がはずれ、ヒステリックにしゃべり始めます。その出だしが、

Alan, I’m a wreck!
Alan, ぼくは壊れてるよぉ!

Wreck 【名】
1. 衝突、破損、倒壊、故障
2. ひどく破壊されたもの、ボロボロになったもの
3. 〔破壊された〕残骸
4. 《海事》難破船、沈没船、破壊された船
5. 《海事》難破、沈没
6. 〔難破船の〕漂流物
7. 破壊、荒廃
8. 〔肉体的または精神的に〕うちひしがれた人、やつれ果てた人、廃人同様の人
(英辞郎)

“I’m a wreck” は、辞書に載ってもいいのではないか、というくらいにその使い方で見かける表現で、同名のタイトルの歌にもありますが、辞書では確認できません。いちばん意味を推測しやすい使い方はこの用法ではないでしょうか?

外傷として打ちひしがれているわけではなく、「意識ははっきりしているけど、どうしていいかわからない」といった感じの精神状態といいますか、自身の精神が制御不能にある、そんなときに使う表現かと思います。、

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とはいえ Wreck はやはり「Ship Wreck」で使うのが一般的なような気がします。

Ship Wreck アメリア Rocks ジャージー貴族階級 1856 の家の主Ship Wreck アメリア Rocks ジャージー貴族階級 1856 の家の主
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第二十二話 Shireyは前夫Ivanのエスコートを受け一緒に早朝7時前のオフィスに出勤してきます。誰もいないと思いきや前前夫Dennyがいて、Dennyは二人がキスを交わしている姿を認め、さりげなく話をむけます。

Denny Crane: I’m an early riser. As I recall, Shirley, so are you.
Shirley Schmidt: I was just desperate to get out of your bed, Denny.
Denny Crane: Toodles.

Denny Crane: 私は早起きなんだ。思い出すに、 Shirley君もだろ。
Shirley Schmidt: 私はただあなたのベッドから起きたくなかっただけよ、Denny.
Denny Crane: あばよ。(バイバイ).

Toodlesを「バイバイ」(仲のいい人同士で使う)とする言葉は、「フランス語」から来ているという説があります(Wikiを含めたとえば以下)。

A shortened Anglicized version of the French phrase “à tout à l'heure” which means goodbye.
Sean: So I'll see you tomorrow then!
Jane: Sure thing. Toodles!
http://www.urbandictionary.com/define.php?term=toodles

しかし英語語源を解説するサイトではそんなフランス語説は唱えられておらず、

toodle-oo
colloquial "good-bye" word, 1907, of unknown origin;
variant tooraloo is recorded from c.1921.
http://www.etymonline.com/index.php?term=toodle-oo

こちらのサイトhttp://www.phrases.org.uk/meanings/toodle-oo.htmlでは、フランス語説を否定し一蹴しています。
稚拙な要約訳とあわせて解釈を加えますと、

toodle-ooは、日本人には「寅さん」のように、といえばそのニュアンスまで理解してもらえるかもしれません。もとは「旅する」、またはしばしばoffやdownを伴って「よたよた進む」「去る」を意味するtoddle, tootleから来ている言葉です。20世紀初めにtoddling とtoodlingが音の類似性を利用して「さよなら」を語る文脈のなかで一緒に使われてからtoodle-さよならの図式が成立したそうです。

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そういえば子供服売場や子供服店をtoddlerといいますね。
toddler 【名】 2~4歳ぐらいの幼児、よちよち歩きの小児、歩き始めの子ども (英辞郎)
1,2,3...The Toddler Years: A Practical Guide for Parents and Caregivers1,2,3...The Toddler Years: A Practical Guide for Parents and Caregivers
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Irene Van Der Zande、Santa Cruz Toddler Care Center Staff 他

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