FoxのドラマBoston Legalのしゃれた会話を題材に、英会話を学びたいと思います。

■ブログ管理人よりご挨拶申し上げます■

当ブログを読んでくださりありがとうございます。当ブログを管理しているLalalanと申します。よろしくお願い致します。

  • ブログをはじめて2年と3ヶ月、ブログにいただいた「拍手」の累計が200を越えました。
  • 当初は自分自身の整理を目的に記事をアップしていましたが、最近ではすっかり読み手の存在を意識しながらアップしています。
  • 今後とも牛歩で進む所存ですが、よろしく「拍手」「コメント」のほどお願い申し上げます。
    また、「日本ブログ村・英語ブログ」も是非覗いてみてください。

    → 英会話教材としてのBoston Legal      → Boston Legal概論


日本赤十字社への義援金(Google チェックアウト) Google Crisis Response

Let's help people suffered from the disaters Think Daily


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


第二十一話 法廷での弁論で意味不明な言葉を発するAlanは(埋め込みのYOUTUBE動画と会話は下記で確認ください)、自覚症状があるので病院に出向いて医師の診察を受けます。Alanの症状はword saladと診断され、Alanの報告を聞いたDennyは初めて聞く名前の病気について怪訝な表情を浮かべます。

Denny Crane: Word salad? 
Alan Shore: It’s talking in unintelligible gibberish, brought on by anxiety.
知性に欠けたおしゃべりのなかの発言で、不安から惹き起こされるのです。

すっきり短いのでWikiの説明を転写しますと、脳神経系の病気としての説明されています。後段にあるschizophreniaは、ドラマの中で医師がAlanに症状を説明する言葉のなかにも登場します(dementiaは登場していませんがschizophrenia or another underlying psychosis、に含まれると考えます)。

Word salad is a mixture of random words that, while arranged in phrases that appear to give them meaning, actually carry no significance. The words may or may not be grammatically correct, but the meaning is hopelessly confused. A famous example is Noam Chomsky's phrase, "Colorless green ideas sleep furiously".

People who suffer from this affliction attempt to communicate their idea, but the random words come out instead. Often, the person is unaware that he or she did not make sense. It appears in people with dementia and schizophrenia.

http://en.wikipedia.org/wiki/Word_salad

Chomskyの生成文法の理論は正直に言って今も内容を理解できませんが、"Colorless green ideas sleep furiously" のWikiのページを読んで、これぞword saladだなと思いつつも、なんとなく理解できたようで嬉しくなったのは、チョムスキーの理論と検索エンジンとの関連です。

人は、はじめて触れる言葉やフレーズでも、かかる言葉やフレーズを文法的に意味をなす体に整えて人に伝えられる、なぜなら人間の脳は先天的に言語を理解するようにできているから、というのは思うにChomskyの生成文法の大雑把な内容で、その考え方を基にすると、フレーズや言葉の大海原を統計的に処理して知らない言葉でもコミュニケーションを達成できるようになる、まさに検索エンジンの考え方に昇華するわけです。結果的に検索エンジンのアルゴリズムにマルコフ連鎖等の理論が使われる背景となった、という記述に妙に納得というか関心してしまいました。

Chomskyのフレーズが前衛芸術系の世界で哲学的に生きる日本人のサイトで引かれたりする状況をみると、なんとなく得心します。
http://www.playnote.net/archives/000185.html

Word saladは日本では、コンピュータウィルス関連のカタカナ英語として広まっているようです。
http://e-words.jp/w/E383AFE383BCE38389E382B5E383A9E38380.html



言葉を巧みに操る頭の良い人ほど、聞き手よりも話してる内容への理解が進みすぎていることもあり、かつ意図的に言葉遊びに走りやすいとなんてこともあって(たとえばdouble entendre)、話してる内容というか言葉がよくわからない、というのはままあるような気がしますね。

Alan Shore:
…and over forty percent of the ground water in the United States, forty percent, is
contaminated by industrial, agricultural household pollution. Over the last five years hundreds of thousands of blood tests given to Massachusetts’s children have shown elevated levels of lead in their blood. And yet, what is our biggest fear? The dirty bomb, not the dirty water.

Eric Yavitch: Objection, Your Honor. Mr Shore is introducing evidence in his closing that was never presented at trial.

Alan Shore: Nonsense, Your Honor. I refer you to plaintiff’s exhibit number apple.

Eric Yavitch: I beg your pardon?

Alan Shore: Apple trash can is picked from God.

Eric Yavitch: Huh?

Judge Stephen Bickel: Mr. Shore…

Alan Shore: Not the years sixty when classic electrons are free.

Eric Yavitch: Objection! Uh, I think.

Judge Stephen Bickel: Mr. Shore, you have a notorious history of courtroom theatrics. If your aim is to force a mistrial, you will be disappointed.

Alan Shore: Pillow pants join forces over embargo pylons. You aren’t sailing past honor for the liking of a room. These questions are birthday basements. To end the blue radish is the upside of luxury and sparking a good lizard can only make tears fall in hindsight. Puddles do not ask for why not? It is cheese! Breath and wind. It is cheese.

///

医師がAlanに説明するWord Saladの内容です。

[Word salad]の続きを読む
スポンサーサイト


第二十話  Donald Whartonは独居老人の世話人である立場を利用して老人たちの資産を着服していますが、裁判所はDonald Whartonにお墨付きを与えているため、Donald Whartonの魔の手から何とかAdeleを守りたいと思うAlanも手を打ちにくい状況にあります。Alanのとった作戦は、暴力でDonald Whartonを脅迫しAdeleへの干渉を止めさせるものでした。事件解決後の夜にAlanは、バルコニーでのDennyとの会話で、暴力を解決に用いた事実について胸のうちを吐露します。

Denny Crane:
I can never understand why people don’t use violence more often to solve their problems.
Works every time.
私には理解できないな、なぜ人はもっと暴力を使わないんだ、問題解決できるだろ。いつでもうまくいく。

Alan Shore:
Actually, I’m quite disturbed by it.
I had a real appetite for Mr Wharton’s fear and suffering.
実のところ、私はそのことで心乱されました。
僕自身は本当に飢えていたんです、 Whartonの怯えと苦しみに

Denny Crane: Is that unusual?
普通じゃないことなのか?

Alan Shore:
For me? Not at all.
What was unusual was how swiftly I acted on my cravings.
私にですか?全く普通じゃないです。
普通じゃなかったのは、私がいかに素早く自分の渇望に従って行動したかです。

Denny Crane: It was an emergency. What else could you do?
緊急事態だったんだ。他に何かできたのか?

Alan Shore:
Something more clever. Equally disturbing was how easy it all was.
Quick fix which required very little thought on my part, just a phone call.
I wonder what I’m turning into.
何かもっと賢いやり方が。同じように心乱したのは、全く簡単に事が進んだことです。早い解決で、ほとんど頭使う機会は私にはありませんでした、電話しただけです。私はこ何者になってしまうのか、恐ろしいです。

Denny Crane: Denny Crane!   Denny Craneだ!

Alan Shore: Ha. I think I’m still a long way’s away from that.
はは、思いますに私は未だ遠いところですよ、そこまでは。

Denny Crane: Well. Don’t you worry. You’ll get there.
うむ、心配するな、君ならなるさ。

暴力による問題解決という古くて新しい論争の種は、最近では白熱講義などでも題材に取り上げられています。人間ならば誰しも回避したい解決策でありながら明確に存在意義を否定しきれず、人間単位の日々の生活のなかでも、集団単位の古今東西の歴史のなかでも、机上の論争にとどまらず実際の衝突となって生起しています。

ヒストリー・オブ・バイオレンス [DVD]ヒストリー・オブ・バイオレンス [DVD]
(2006/09/08)
ヴィゴ・モーテンセン、エド・ハリス 他

商品詳細を見る

///

Alanがとった暴力行為は、具体的には・・・
[人間のなかに潜む暴力性]の続きを読む


第二十話 Shirleyの前夫の一人Ivanは再婚したばかりですが、Shirleyを忘れられず若い新妻と別れ、夜半にShirleyのオフィスを訪れ、離婚の事実をShirleyに打ち明けます。Ivanはオフィスを出ると、これまたShirleyの前夫の一人で、今もShirleyに思いを寄せ続けるDennyとすれ違います。Dennyは、なにやらIvanの存在にShirleyに絡んだ異様な空気を感じ取った様子で、Ivanを言葉で牽制します。

We’re both leading men.
We’re like stars in our own show.
Only the star doesn’t have only one leading lady.
Oh, sure sometimes at the end of an episode it looks like he’s settling down with someone but the next weeks he not there. It’s somebody else.
It’s a way of holding up viewer interest.

俺たちは二人とも主演男優だ。
俺たちは自分の番組のスターだ。
スターでいなかったら主演女優を独り占めしないだろ。
おっと、ときどきエピソードの最後で主演の男がだれかと結ばれたように見えて、次の週にはいなくなっているとかあるだろ。誰かみたいだな。
視聴者を飽きさせない仕掛けさ。

Only the star doesn’t have only one leading lady.

Onlyが二つ出てきますが、二つ目のOnly はonly oneとそのままよくあるOnlyですが、最初のonlyは、接続詞(conjunction)として用いられるOnlyで、す。

Only  (- Conjumction)
  • but (introducing a single restriction, restraining circumstance, or the like):
    • I would have gone, only you objected.
  • Older Use . except; but:
    • Only for him you would not be here.

会話で用いるには文語的な言い回しですが、本例のように知性で相手に負けまいとする場面や、威厳を保とうとする者の言い回しとなるととても味のある表現となります。

Only は簡単な単語でそのままの意味で使われる場合もありますが、なんともいやらしい言い回しで使われる場合がままあり、こんなふうに変化球的に使われると、つい背後にある重要なニュアンスを逃してしまいます。このブログで比較的アクセスの多い、Only if … と if only …、もそんなOnlyの使い方と言えるかもしれません。

///

こちらはわかりやすい「Only」の使い方です。永遠のメロディー Only you... 



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。