FoxのドラマBoston Legalのしゃれた会話を題材に、英会話を学びたいと思います。

■ブログ管理人よりご挨拶申し上げます■

当ブログを読んでくださりありがとうございます。当ブログを管理しているLalalanと申します。よろしくお願い致します。

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  • 今後とも牛歩で進む所存ですが、よろしく「拍手」「コメント」のほどお願い申し上げます。
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    → 英会話教材としてのBoston Legal      → Boston Legal概論


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第十八話 Shirleyの若き日のヌード写真が公開されてしまう危機に瀕している問題で、Alanは、成人の年齢を21歳から18歳とし参政権の年齢を明確にした修正26条が1971年だったことを考えると、写真撮影のあった1966年当時18歳だったShirleyは未成年だったので、Carl Hauserによるヌード写真撮影と契約書の締結は違法だったとの疑惑に焦点を当てます。基本的な時代背景を見落としていたShirleyもAlanの指摘を大いに喜び、Shirleyの当時の写真の実物を目にしたAlanもなにやら満足気の様子です。さらにShirleyのヌード写真を目にする機会に恵まれたAlanは、写真を見た事実を天啓のように受け止め、Shirleyに語ります。

I'm going to credit Karma or Freud, either way.
It's because I was destined to discover and revel in the natural wonders of all that is you.

私はカルマとかフロイトを認めますよ、どちらでもいいですけど。
というのも私は運命付けられていたのです、貴女という大自然を発見し探検するように。

解説するまでもなく、ヌードの状態を驚異の大自然、natural wonders、と表現しているわけです。古来人間は驚異の大自然を眼前に多くの天啓を感じ、時に信仰等にまで発展させてきたわけですが(たとえばイスラーム生誕 (中公文庫BIBLIO))、ヌードを対象にかような表現とはなんとも大げさです。でも、そう言われた女性の側は嬉しいのかもしれません。男性だって、アフリカの平原のように広い胸板ね、とか、ヒマラヤ杉のように立派なXXね、などと言われたら、…そうでもないかもしれませんね。

Natural Wonders ですが、CNNの集計による世界の7大驚異の大自然(Seven Natural Wonders of the World)です。
  1. Grand Canyon (USA)
  2. Great Barrier Reef (Australia)
  3. Harbour of Rio de Janeiro (Brazil)
  4. Mount Everest (Nepal)
  5. Aurora (USA)
  6. Parícutin volcano (Mexico)
  7. Victoria Falls (Zambia)
http://www.7wonders.org/wonders/natural-wonders.aspx

私は残念なことに7つのうち一つも実物を見たことがありません。
残り少ない人生、このうちの幾つかは見てみたいものです。

BGMのJupiterがなかなかいいですね。


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第十八話 写真家Carl Hauser が逝去し、未亡人となった Marguerite Hauserは遺作となった夫の数々の作品を美術館に寄贈し、未公開作品は競売にかけようと思い立ちます。未公開作品のなかには、学生のころ(1966年!)に撮影した若き日の Shirleyのヌード写真もあります。Shirleyは未亡人 Margueriteに競売を思いとどまるよう懇願しますが、Margueriteは、撮影時にShirleyが所有権を写真家側に委ねる旨の一般的な契約書に署名した証拠を盾に、きっぱり断ります。Shirleyは世間知らずの若い女の子の若気の至りなので見逃してほしいとも訴えますが、Margueriteは、Shirleyがモデルとなっただけでなく夫の浮気相手となっていたことを怨んでいるようで、断固とした姿勢を崩しません。

Shirley Schmidt:
Your husband was an adult famous man of the world and I was an immature kid who did not understand the document she was signing.
There was no meeting of the minds here. So this contract, I'm afraid, is not binding.

あなたのご主人は大人で世界的に有名な人で、私は未熟な子供で自分の署名した文書を理解していなかったの。
そこに両者の考えの合致はなかったの。だからこの契約は、私の思うに、拘束力がないわ。


Marguerite Hauser:
As I recall, it wasn't your minds that met. If you were old enough to screw my husband you were old enough to understand what you were signing.

思い起こしてみると、合致したのはあなたの肉体だったわ。もしあなたが私の夫とやれるだけ大人だったのなら、あなたは自分の署名を理解できる十分な大人だわ。


it wasn't your minds that met は、放送訳にならい意訳を充て、「合致したのはあなたの肉体だったわ」としました。直訳ではいまひとつニュアンスが伝わりにくい感じです。

特段目立つ表現や慣用句があるわけではないのですが、相手の言葉(meeting of the minds)を使って自分の言葉をつむぐ(it wasn't your minds that met)、とてもこころにくい会話に仕上がっています。

Boston Legalの脚本のうまいところはこの辺の彼我の会話における単語・言葉の会話間での使い方で、テンポよく展開する英語をよく耳にします。たとえば下記の過去記事をご参照ください。

http://hyoronglish.blog59.fc2.com/blog-entry-14.html

http://hyoronglish.blog59.fc2.com/blog-entry-238.html

http://hyoronglish.blog59.fc2.com/blog-entry-243.html

http://hyoronglish.blog59.fc2.com/blog-entry-281.html


相手の言葉を受けて自分の言葉を探して表現する、というのは、会話におけるあたりまえの基本と応用ではありますが、とっさに出るようにしたいものです。母子の会話は会話の基本ですよね。

・・・

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第十八話 傷心で床に臥していたDennyを回復させたのは、TVのニュースでした。WASP男性が家に仕掛けた泥棒撃退の電流で、アフロアメリカンの泥棒が感電死したニュースです。泥棒の自業自得なのか、男性の過失致死なのか、Dennyは男性の弁護に立ち上がり、以下のような考えを述べます。

If you've seen the news you know what a travesty this is.
A man arrested for defending his own house. It's a farce. Not the funny kind. This is one serious farce.

もし君がニュースを見ていたら、君はこれは何と曲解された話だと思ったろう。
男が逮捕されたのは自分の家を守ったからだ。茶番劇だ。お笑い系じゃなくて。これはシリアスな茶番だ。

Travesty と Farce、似た言葉ですが使い分けられています。どこがどう違うのでしょう?

trav·es·ty (trv-st)  n. pl. trav·es·ties
1. An exaggerated or grotesque imitation, such as a parody of a literary work.
2. A debased or grotesque likeness: a travesty of justice.

farce (färs)  n.
1.
1. A light dramatic work in which highly improbable plot situations, exaggerated characters, and often slapstick elements are used for humorous effect.
2. The branch of literature constituting such works.
3. The broad or spirited humor characteristic of such works.
2. A ludicrous, empty show; a mockery: The fixed election was a farce.
3. A seasoned stuffing, as for roasted turkey.

「caricature」のページで、caricature, burlesque, parody, travesty, satire, lampoon、といった類語の説明を展開しています。satireは以前も紹介した言葉です。またここには類語で取り扱われていませんが、mockeryもまたBoston Legalではよく登場する言葉です。いずれも対象をデフォルメしたり劣後した扱いをして真似る行為を含み見るものの笑いを誘発する表現形式ですが、微妙な違いがあるようで、そのままコピペしますと、
  • Caricature, grossly exaggerates a distinctive or striking feature with intent to ridicule:
    • drew a caricature of the politician.
  • Burlesque, which usually denotes a dramatic work, suggests outlandish mimicry and broad comedy to provoke laughter:
    • a burlesque playing at the theater.
  • Parody, travesty, and satire generally apply to written works. Parody employs the manner and style of a well-known work or writer for a ludicrous effect:
    • wrote a parody of the famous novel.
  • A travesty is a harshly distorted imitation:
    • a travesty of morality.
  • Satire usually involves ridiculing follies and vices:
    • employs satire in her poetry.
  • A lampoon is a malicious but broadly humorous satire:
    • a lampoon authored by a standup comic.
http://www.thefreedictionary.com/

日本語圏と英語圏での「笑い」に対する芸能のありかたの違いでしょうか、なんかわかったようなわからないような違いです。相当な多次元で分類されていますね。
  • ドラマ性の有無
  • シナリオの有無
  • 辛らつかマイルドか
  • 馬鹿にしているのか尊敬の念を有するのか
  • 悪意があるかないか、
Travestyについていえば辛らつさ、farceについていえばドラマ性とありえない話の度合い、そういったニュアンスが背後にあるようです。

日本では「芸人」という職業がすっかり定着し、昔の漫才ブームや最近のお笑いブームから判断するに、「笑い」は専ら頭を使わないで聞いていられる(時に聞くに耐えない)、内容の薄いものが多いように感じます。落語や漫才の伝統芸能で人情ものや世話もので聞き手を考えさせるものはあっても、なかなか直接にドラマ仕立てにして笑いを誘うものは少ないですね。

こちらはアメリカ笑劇界の名優によるParodyです。

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