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ここでは、「R」 に関する記事を紹介しています。

■ブログ管理人よりご挨拶申し上げます■

当ブログを読んでくださりありがとうございます。当ブログを管理しているLalalanと申します。よろしくお願い致します。

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  • 当初は自分自身の整理を目的に記事をアップしていましたが、最近ではすっかり読み手の存在を意識しながらアップしています。
  • 今後とも牛歩で進む所存ですが、よろしく「拍手」「コメント」のほどお願い申し上げます。
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第二十三話 セラピストを銃で撃ち拘置所に収監されてたDennyをAlanが尋ねたときの会話です。

Denny Crane:
Thought he was a quail.     彼は怖気づいたと思ったんだ。

Alan Shore:
I’m not laughing.     笑えないですよ。

Denny Crane:
It’s total self-defense. After I threatened to kill him, the bastard threatened to kill me. It’s not right.
完全に正当防衛だ。彼を殺すと脅した後に、あいつは俺を殺すと言ってきた。よろしくない。

Alan Shore:
Why were you carrying the gun?       なぜ銃を持っていたのですか?

Denny Crane:
I have a constitutional right to bear arms.       憲法で保障されているからな。

Alan Shore:
Not a conceal weapon you don’t.       不法な銃器は対象外ですから、されていません。

Denny Crane:
Oh, yes I do. And the Supreme Court’s gonna say so, just as soon as they finish overturning Roe v. Wade.
そんなことはない。最高裁もそう言うぞ、 Roe v. Wadeの判例をひっくり返したらすぐにもな。

Dennyの台詞の最後に出てきた Roe v. Wadeは、「アメリカ人なら誰でも知っている最高裁の判例(1973年)」だそうで、中絶を禁止するテキサスの法律は、プライバシーの権利の侵害故に違憲だ、とした訴訟で勝訴した裁判です。

「中絶の権利とプライバシーの権利?と、日本的に考えると少し違和感があるかもしれない。」
との書き出しで、この裁判の顛末をわかり易く解説しているサイトがあります。
http://blog.livedoor.jp/maxmasahiro/archives/50554861.html

プライバシーの権利は、個人情報というよりは、自分のことは自分で決める権利(自決権)といったニュアンスで理解すべき権利で、上記Dennyの台詞も、銃を持つ持たないという憲法で定められた自分の権利は自分で決める、細かな法律にとやかく言われる筋はない、という社会的・法律論争を背景に語られています。

Roe v. Wade事件は、最高裁の判事が代わるたびに新たな解釈を加えられ、憲法に基づくプライバシーを優先に語れる場合と、カトリックの流れで中絶禁止を前面に語り判決を覆そうとする場合と、振り子のように振れます。ただ、歴代の大統領はいずれも憲法に基づくプライバシーを軸にRoe v. Wadeの原判決を支持しているようです(このへんはWIKIに詳しく解釈の変遷が記述されています)。

Dennyの台詞が脚本に落とされた2006年ころは、中絶禁止を前面にするブッシュ共和党の保守の存在がイラク戦争の行き詰まり等から社会的な限界を迎え、リベラルの流れが台頭して再びプライバシー優先の論調が勢いづいてきたころなので(以前紹介した最終弁論でScalia判事の解釈によるプライバシーの概念がありました)、そんな時代背景もあっての発言のようです。保守タカ派のDennyの発言なので、まさに我田引水の色彩が強いのですが、収監されての発言なので、割り引いて聞いてあげましょう。

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Roe V. Wade: The Abortion Rights Controversy in American History (Landmark Law Cases and American Society)Roe V. Wade: The Abortion Rights Controversy in American History (Landmark Law Cases and American Society)
(2001/10)
N. E. H. Hull、Peter Charles Hoffer 他

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第二十一話 
Word Saladの症状により自身の人間性の崩壊の危機をも感じていたAlanは、苛立ちからDennyに声を荒げてしまいました。Dennyは、Alanは友人として自分を理解してくれている(empathize)のではなく、BSEの症状に悩む自分に同情をしている(sympathize)だけだ、と感じてしまい、二人の仲に亀裂が生じてしまいました。AlanはDennyとの関係を修復しようとDennyに話しかけます。

Alan Shore:
I have always empathized with your mad cow. In a seismic shift of character, I was momentarily thinking only of myself. As I said, Denny, words are my friends. To think that I might suddenly…

私はいつもあなたの狂牛病を理解していました。自分の性格が劇的に変化してゆくなかで、私は知らない間に自分のことしか頭になかったんです。前に言ったように、Denny、言葉は私の友なんです。そう思っていたら急に・・・

Denny Crane:
Why are you so anxious? Here, of all places, where people only rubbed you the right way.

なぜ君はそんなに心配しているんだ?ここでは、どこでも、人々は君を喜ばせるためだけにいるんだぞ。

Alan Shore: Work. I’m nervous about work.

仕事ですよ。私は仕事のことで神経質になってるんです。

Denny Crane: Why?

なんでだ?

Alan Shore:
Denny, they could walk through my door at any given day and just fire me. I’ve offended everybody there is to offend. I was hoping to at least ingratiate myself with Shirley, sexually, but she rebuffs me.

Denny、彼らは私の扉をくぐって通り過ぎ、いつでも私を捨てられるんです。私は攻撃すべき相手はことごとく攻撃してきました。私はただShirleyに取り入りたかったんですけど、性的にですけどね、彼女は私を跳ね除けました。

拙訳は語順等を意図的に原文に沿わせて堅い日本語にしていますが、英語のほうは堅い日本語でないと駄目なんじゃないかと思うくらいに格調の高い台詞です。使われている言葉や言い回しも以前の会話をベースにしているのでこの場面だけでは会話の面白みが半減してしまうのですが(上記リンクの過去記事をご参照ください)、以前の或いは相手の言葉を踏まえて会話するのは、会話の基本の基本ですよね。

会話の中に出てきたイディオムを二つ。

rubbed you the right way

rub someone the right way
(人)を喜ばせる、なだめる
表現パターンrub someone (up) the right way
(英辞郎)

ingratiate myself with

ingratiate oneself with
(人)のご機嫌を取る
(英辞郎)

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Rub You the Right WayRub You the Right Way
()
不明

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第十八話 泥棒が防犯システムに感電して重態となった事件で、自身の住まいに防犯を施した被告Russell Blayneyは、過去に4度も泥棒に押し入られた経緯などを、事務所で弁護士たちに説明します。

Russell Blayney:
But I knew that I had to do something. So, that's when I rigged up my little system.
You now, just a little jolt. You know, send them a little shock.

rig upは類語のset upと同じ意味ですが、set upとの違いは、set upが本格的に設置するのに対し、rig upはas a temporary measureとの位置づけです。しかしながら掘削業界ではドリルの設置をrig upというようで、一般人の目線から見れば明らかにset upですが、業界ならではの粋な言葉の使い方です。

rig up (trvb , adverb)

erect or construct, especially as a temporary measure;
-> cameras were rigged up to televise the event
-> "Can he rig up a P.A. system?"

create by putting components or members together;
-> assemble, put together, tack together, set up, piece, tack

rig up vb. [Drilling]  (Antonyms: rig down)

To make ready for use.
Equipment must typically be moved onto the rig floor, assembled and connected to power sources or pressurized piping systems.

http://www.glossary.oilfield.slb.com/Display.cfm?Term=rig%20up

ここでの使われ方は、泥棒に対する懲罰の意図を以って念入りにset upしたわけではなく、あくまでにわか防犯システムとしてrig upしたのですよ、という主張を聞き手に与えます。

YouTubeでは魚釣りの餌や仕掛けをrig upする、とか、PCに装置をrig upする、といった使われ方を見つけます。以下の映像はちょっと長いですが、ガレージに防災関連の器具をrig upしています。



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