K

ここでは、「K」 に関する記事を紹介しています。

■ブログ管理人よりご挨拶申し上げます■

当ブログを読んでくださりありがとうございます。当ブログを管理しているLalalanと申します。よろしくお願い致します。

  • ブログをはじめて2年と3ヶ月、ブログにいただいた「拍手」の累計が200を越えました。
  • 当初は自分自身の整理を目的に記事をアップしていましたが、最近ではすっかり読み手の存在を意識しながらアップしています。
  • 今後とも牛歩で進む所存ですが、よろしく「拍手」「コメント」のほどお願い申し上げます。
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第十三話  Alanの秘書だった老女Catherineは、解雇されたあとは仕事の無い毎日に辟易していましたが、Alanの関心を惹く一心からコンビニで拳銃強盗をはたらきます。なんとかAlanと裁判を楽しみたいと思うCatherineは、事件のあと目論見どおりAlanの事務所を訪れ、昔の職場に戻りかつての同僚らと旧交を温め、水を得た魚のようにはしゃぎ、意気揚揚とAlanと裁判の戦略について話し合おうとします。

Catherine Piper:
Oh! We can talk finances and trial strategy. Ah, can we use osteoporosis as a defense?

Alan Shore: Do you have it?

Catherine Piper:
Ha, no! But I have a little pillow I can put under my shirt.

Alan Shore: We’ll keep that in our arsenal.

ーーーーーーーーーーー

Catherine Piper: ああ、私たちは裁判費用と戦略を話すのだったわね。骨粗しょう症を楯に行こうかしら?

Alan Shore: 骨粗しょう症なの?

Catherine Piper:
はは、違うわよ。でも小さな枕があるから下着の下に入れてふりしてもいいわ。

Alan Shore: その作戦は大切にしまっておこう。

keep in arsenal、なかなか素敵な表現です。Arsenalは、Jリーグの名古屋でも監督を務めた名将ARSENE WENGER率いる、英国プレミアリーグの名門サッカーチームの名称でもありますが、こんな風に会話で使えると楽しいですね。スポーツでよく切り札(final card, ace under sleeve)とか秘密兵器(secret weapon)という表現を使いますが、それに似た感じですね。こちらは意気揚揚に裁判で戦う気満々のCatherineに併せてArsenalを使うわけですが、そんなさりげない使い分けはなんとも素敵ですね。

Arsenal n.
  1. A governmental establishment for the storing, development, manufacturing, testing, or repairing of arms, ammunition, and other war materiel.
  2. A stock of weapons.
  3. A store or supply: an arsenal of retorts.
http://www.thefreedictionary.com/arsenal

もうひとつ、はしゃぐCatherineに併せて使われた会話表現(?)に「25 to life」というのがあります。

Catherine Piper: I’ll be here. I’ve cleared my schedule. This gets top priority.
Alan Shore: As it should. Given you’re facing 25 to life.

Catherine Piper: 私はここにいるわ。スケジュール明けたもの。最優先するわ。
Alan Shore: そうじゃないと。なんといっても25年で終身刑の恐れもあるんだから。

「25 to life」は米国の凶悪犯に対して下される判決である猶予付き終身刑 (indeterminate life sentence, 例えば15 years to Life, 25 years to Life)の意ですが、この言葉に由来して2006年に発売されたビデオゲームの名前でもあります。内容の過激さから、当時のヒラリー・クリントン議員か ら名指しで批判を受けるなど,発売前からかなりの“評判”を得たゲームです(4gamer.net)。

ゲーム「25 to life」は、現代の都市生活、street cultureを再現したゲームで、HIPHOPのBGMが流れるなか、警察官か犯罪者(ストリートギャング)の立場でロールプレイします。プレイヤーは、自身の演じるキャラクターを自在に設定でき、オンラインでは最大16人までが一緒にプレイできるそうで、通行人のリアクションや街頭音等、とてもリアルな出来だそうです(Eidos Passes Sentence and You're Facing '25 to Life')。

Alanの台詞は放送当時の「25 to life」の話題を踏まえているわけですが、このあたりの世事を敏感に取り込むあたりはBoston Legalというドラマのひとつのキャラです。

ヒラリーに批判される理由はなんとなく分からないでもないです。ピクミンでさえ生物と闘う場面を過激と感じる私にとっては、このYouTubeに掲載されたゲームの進行画面を見て相当にきつい内容なんだな、との印象を受けました。
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第十二話 Jerryは自分をパートナーに昇格させなかったShirleyを恨みナイフを突きつけパートナーにするよう脅しましたが、皆の説得の末に取り押さえられ、刑事告発され、Alanの弁護で公判に臨みました。Shirleyも出廷した初公判ではJerryの保釈は却下されたはずですが、Shirleyが事務所に戻ってみるとAlanの部屋にはなぜかJerryがいます。怪訝な顔で部屋をのぞくShirleyAlanが語る台詞です。

He has an excellent attorney who filed an emergency writ within the Court of Appeals and the judge agreed that denial of bail was an abuse of discretion.  I am surprised your lackey at the D.A.’s office didn’t keep you abreast of this.  Perhaps you didn’t tip him enough.

彼は優秀な弁護士を雇っていて、控訴裁判所に緊急に不服を申し立てたら、裁判官は保釈の却下は裁量権の濫用だと認めたんだ。DAオフィスのあなたの下僕がこの話しを伝えていなかったというのは驚きですよ。たぶんチップが足りなかったんじゃないですか?

Lackey
【名】〔制服を着た〕召使い、おべっか使い、追従者
【他動】〈侮蔑的〉(人)にへつらう、(人)のいいなりになる
(英辞郎)

Lackeyはフランス語起源のようです
1529, "footman, running footman, valet," from M.Fr. laquais
Sense of "servile follower" appeared 1588.
As a political term of abuse it dates from 1939 in communist jargon.
http://www.etymonline.com/index.php?search=lackey&searchmode=none

以前、Underdog charmという表現を紹介しましたが、「犬」という表現で召使的な立場の人をあらわすケースもありますから、Lackeyは同じような立場の人を表現するにしても格調高い雰囲気を醸しますね。

abreast 【副】
横に並んで、並行して
進度が遅れずに

Keep abreast of / stay abreast of: ~に後れを取らない
  • Journalists are required to keep abreast of major political activities.
    • ジャーナリストは、主要な政治活動の最新情報に常に通じている必要がある。
  • Please keep me abreast of developments in this matter.
    • この件に関して進展を知らせてください。
(英辞郎)

単にinformedとするよりは、Keep abreast of、とすることで情報だけではない、情報を得る間柄まで示唆するような雰囲気が出ますね。

Alanの台詞は辛辣な内容ではありますが、Lackey, Keep abreast of, といった表現の持つ知的なオブラートで包み込み、スパイスの効いた皮肉に仕上げている、と感じるのは私だけでしょうか?

「おべっか」、変な響きの日本語ですね。時に組織や人に大きなダメージを与えますが、使い方によってはきっと・・・、なのでしょうね。

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上記のAlanの発言には伏線があります・・・。
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